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きみって ページ9







でもそれから僕らの関係が今以上になることは無かった。




一緒に学校へ行き、そして帰る。




Aもあのお昼のことは何も無かったような素振り。









「A、あの事なんやけどさ……」




「ん?なに?」








話を振ってもAは変わらない笑顔のままで






「ううん、なんもないで」





って僕は心折れるんや。






まるでひとつの物語が終わったかのようだった。









あの頃のきみ→←きみから僕へ



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作者名:ののいん | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2018年1月20日 3時

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