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きみからのプレゼント ページ6
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「智洋!お誕生日おめでとう!」
誕生日を迎え僕はひとつ歳をとった。
「ありがとA」
Aからのプレゼントは仲良くなったきっかけの作品のストラップ。
でも既に僕はバックに同じものをぶら下げていた。
「あっごめん、智洋もう買ってたんや」
「え?まぁでも嬉しいで?」
昨日から放送されたそのアニメ。
そしてその記念で出されたストラップ。
発売初日に買うなんてやっぱ気が合う。
「Aからのはここにつけとくな、落としにくいと思うし」
僕はポケットから自宅の鍵を取り出しそこに付けた。
「ありがと」
照れ隠しなのかポンッと肩を突かれ
Aは早歩きで進み出す。
「コケたらアカンで」
「そんなに心配せんでも大丈夫やって」
こっちを振り返った君の顔はバカにしないでと言ってるかのようなムスッとした表情。
そこで初めて僕はAが異性に見えた。
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