【青葉城西】いや、良くないです。

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『じゃあまたね、日向くんに影山くん。』


「はい！また！！」


「うす！」



烏野に挨拶をして、



『じゃあさようなら黒尾さん。また忘れてないことを祈っときますね』


「嫌味臭いなオイ」


『研磨くん、またね』


「…うん。」


「俺との差がすごい」



最後に白鳥沢。



『合宿中の間お世話になりました』



ぺこりと若利さんに頭をさげる。



「どっちかっつーと俺らが世話になったけどな」


「世話になったね」


『隼人さん……獅音さん…いえいえ！いっぱい仕事が出来て楽しかったです！』


「Aちゃんはブレないなあ！」


『覚さんに言われたくないです』



と、不意に真正面に覚さんとは違う別の影ができる



「A、」


『あ……賢二郎』


「これ、連絡先。」


『え、あ、ありがと？』


「ん。」


「あ、じゃあ俺も」



その後、英太さんや太一くんからも連絡先をもらった。



「……世話になった。」


『あっ、若利さん。いえいえ！とっても楽しかったです！

それにあの白鳥沢を間近で見れて……本当にかっこよかったですよ。またマネージャーやりたいです』


思ったことを口に出してみた。

心做しか口元がかなり緩んでいるような気がする


……なんで英太さんと大平さん目元抑えてるのかな？

隼人さんに至っては顔覆いながらしゃがんじゃってるし



「……うちに来い。」


「ちょっ、ウシワカ！なにうちのマネ勧誘してんの！」


『あ、及川さん』


「ほらほら！もう挨拶終わったでしょ？バスもう出発しちゃうし！」


『あ、はい、じゃあ、さよなら！』


手を振ったら覚さんが大きく振り返してくれた

英太さんも小さく振り返してくれて、獅音さんも隼人さんも。


うん、うれしいかも。




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