【青葉城西】いや、良くないです。

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合宿10日目が来た



白鳥沢のマネージャーを出来るのもあと4日かぁ、なんて思いながらドリンクを振る



と、後ろから気配が。



「……ねえ、Aちゃん」


『なんですか？優美先輩』


「私、好きな人出来ちゃった」



沈黙。



それを破ったのは私でも優美先輩でもなく、






「ええぇぇ！！？」





盗み聞きしていた及川さんだった



「え、え、え！？優美ちゃんに好きな人ぉ！？」


「ちょ！なんで及川がここに！？ていうかやめて声おっきい！！」



うん、頭がついていかないから整理しよう


まず、優美先輩が私の後ろに立ってて、


好きな人がいるって言い出して、


それを及川さんが聞いていて絶叫中、と



……え、優美先輩に好きな人？



『……マジですか』


「あんたは反応遅すぎるの！ていうか及川うるさいよ！」


「こ、これは事件！！」





なんだか面倒な事になりそうだったのでとりあえず私はドリンクのカゴを持ちこっそり白鳥沢の方へ戻った。


仕事出来なくなるのは困るしね


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