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▼終業式…《54》 ページ5

07.25 Fri





貴方said





限られた空間の暑い中、校長の長い長い話を聞かされるとある1時間。






気づいたらもう終業式。





クラスの人達は校長の話よりも夏休みの予定について話し合っている。





すると部活の顧問の先生からマイクで名前を呼ばれる。





顧問)えーー、鹿丸A。壇上へ上がりなさい。






貴方)_あ、は、はい!






そうだった、予選2位の表彰があった。部活の…






壇上へと足を運ばせる。







こういうのは恥ずかしいからやだ。





見下ろすと人がゴミのよう、いやありのように小さく見える。





こんな場合緊張したとき、人をかぼちゃに思え、と言うけれど無理だ。





私は突っ立ってるだけでほとんどは顧問の先生が喋ってるだけだった





これなら壇上に上がった意味なかったじゃないかと思う。







結構話が長かったので下の方を見てみると34HRに自然と目がいった。





すると菅原さんと目が合う。






壇上に上がっているのだから目が合うのは当たり前だけど、





最近こんなことに敏感になったと思う。





壇上を降りた頃にはもう顔が林檎のように真っ赤だった。






私が戻ってきたときに友達が真っ赤だよ??(笑)と教えてくれた。





きっと真っ赤なのは表彰のせい





私はそれからいつものように部活へと急いだ。

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作者名:杏雨 | 作成日時:2015年4月3日 22時

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