▼公園にて。…《70》 ページ22
菅原said
少し街灯が2人の顔を照らす。
夜暗い公園だが、ここで俺は鹿丸の練習に付き合うことにした。
菅原)___これがオーバーハンドパス、おーけー?
貴方)名前はわかってたけど、実践は、む、難しいですね
鹿丸は慣れない手つきでボールを触る
俺があげたボールを彼女がオーバーで返した
だんだんラリーが続いてく_____
菅原)…おおー!上手くなってきたべ!すごいすごい!
貴方)…やった、ありがとうございます!
そういって彼女はボールをまた返した。
そのボールを俺はキャッチ、返さず手に持った。
菅原)…じゃあ今度はアンダーも入れてやるか!
そしてボールを高くあげる___
だんだんやりながら俺は鹿丸に話しかけていった。
鹿丸はおどおどしながらも俺の問いかけに応える。
ポンっ
菅原)…好きな食べ物はっ?
ポンっ
貴方)…福神漬けっ//
ポンっ
菅原)…趣味はっ?
貴方)…お菓子作りっ//
ポンっ
菅原)…前のクッキー美味しかった!
ポンっ
貴方)…ありがとう…っ
ポンっ
長く長く続いている
でも今から言う事を聞いたら彼女はきっと止めるだろう
直球すぎる言葉はあくまでさりげなく
ところでさ_______
俺は笑顔で聞いた___
菅原)…好きなやつとかいる_________?
1人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:杏雨 | 作成日時:2015年4月3日 22時