▼名前…《8》 ページ9
04.29 Wen
貴方said
貴方)昨日のお礼にクッキー焼いてきちゃった…
でも、
貴方)…名前聞くの忘れちゃった…
これじゃあ渡せない…
せめてクラスでもわかればいいのになぁ
早めに学校へ来て待ち伏せなんてことをしてみたけれど、例のあの人はこない
そろそろHRが始まりそうなので、朝は下駄箱に立ち尽くしたあと、結局渡せず、自分の教室に戻った。
______________________
4時間経過して今はお昼休み…
再び私はクッキーを渡すため、例の人を探す。
3年生だなっていうのは予想がついている。
貴方)…ｼﾞﾛーー…
まずは3年1組を探した
ドアの横から身を乗り出してみたけど、どうやらいないらしい
続いて3年2組__
あの先輩らしき人はいなかったけど、美しい人がいた(※潔子さんです)
それから3.4.5ってクラスを覗いてみたけど、あの先輩はいなかった
途中で3組で｢誰か探してる？｣って聞かれたけれど、背が高くて強面な人だったので遠慮しといた。
はー…見つからないなぁ
クッキーだから持ちはいいと思うんだけど、美味しいうちに食べてほしいのに
仕方ないな、名前を聞いておけばよかっただけの話だし、大丈夫。
仕方ない、また今度にする___
そうして私は5時間目の準備をしに教室へ戻った_____
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：杏雨 | 作成日時：2015年2月27日 21時
