▼保健室…《5》 ページ6
貴方said
貴方)……うーんん………ん?
上には白い天井。下にはふかふかのベッド。
菅原)_あ、起きた?
と、知らない人。
菅原)保健の先生がね、貧血気味だって言ってたよ、びっくりしたべー体育館の横でいきなり倒れるから…………
あぁそうか貧血。
今日電車の時間に間に合わなくて朝ごはん食べてなかった。お昼代も持ってきてなかったからポケットに入ってたチ〇ルチョコしか食べてなかった。
だからあの時視界がぼやけて__
今この人が保健室な運んでくれたっていうことか
貴方)す、すいませんわざわざ…ここまで運んでくれて…
菅原)いいべいいべ!そんなことよりまだ寝てて!
その人に似合いそうな笑みを浮かべる。
気付くともう夕方だった。
もう部活終わっちゃったかな?
じゃあ後は帰るだけだ____
貴方)あ、そう言えば部活どうしたんですか?多分ですけどやってる途中だったんじゃ…
菅原)今日は基礎練だけやってきたよ、練習試合はスタメンじゃないから出なかったの
貴方)…へぇー、でもここで待っててくれるまでしてもらわなくても_
菅原)もし何も知らずにここで起きたら頭混乱するでしょ?
なんてジェントルな人なんだ
貴方)ほんとありがとうございます
深々と頭を下げると
菅原)どう致しまして
そして目の前の人も同じようにおじぎをした。
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作者名:杏雨 | 作成日時:2015年2月27日 21時