▼delight…《14》 ページ15
貴女said
どうせ教室に戻っても友達は委員会で居ないので、仕方なく屋上で食べることにした。
屋上は学校で王道人気の場所だが、今日は誰もいなかった。
貴方)_やった、誰もいなーい
そういうとさっき貰ったキャラメルパンの袋をばっと開ける。
鼻をすするような甘い香り。
途端に菅原さんの顔が浮かぶ。
貴方)やっぱりジェントルマン__
はぶっとキャラメルパンを一口食べる。
あんまり男子というものと話したことがないためどのように接すればいいか分からなかった、
あのときパンを奢ってくれるとも思ってなかった。
それなら10円我慢したほうが良かったな。
貴方)あ、眉毛雲
誰もいないから独り言なんて気にしない
パンをさらにかじる。
今はなにか不思議な気持ちで同時に嬉しいっていう気持ちもある。申し訳ないという気持ちもある。
貴方)あ、眉毛雲ぐちゃぐちゃになっちゃった…
私は眉毛の形をした雲を見て呟いていた。
またお礼しなきゃなぁ
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短いです!
何を話していいか分からない!
by.杏雨
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作者名:杏雨 | 作成日時:2015年2月27日 21時