144話 ページ22
花「やっぱり、Aはみんなに愛されてる。なんでAばかりこんな目に遭うんだろうね」
みんなには聞き取れない声で私に呟いた。
花「ねぇ…、＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿。」
カ「っ…！！どうして…？」
花「約束するから。大丈夫」
気づけば抱きついていた身体はいつの間にかほどかれていて、夏油の元へ進んで行った。でも自然と手はAの方へ伸びている。
夏「何を話してたんだい？」
花「あんたには関係ないことだ。いちいち聞くなめんどくさい。」
夏「ハイハイ。」
不「ﾁｯ…つまりよォ…、てめぇーが敵ならこちとら容赦しねぇぞォ!!!」
違う。
不死川様は絶対にそんなこと思ってない。
だって表情で分かる。
怒り狂った表情じゃない。
一瞬歪ませて泣きそうになったのをすぐに隠すかのように睨みつけてるだけで殺意も何も感じない。
不死川様だって本当は仲間同士で戦いたくないんだ。
けど声を荒らげたのは、全てを守るため。
前世からそうだ。
根がすごく優しいもん。
宇「ふぅ…やってやんよ、俺も派手に手加減はしねぇぞ。」
冨「あぁ。俺もしない。」
みんなの目付きがだんだんと変わるのが分かった。
みんなまだ諦めてるわけじゃない。
私は自然と涙がこみ上げてくる。
泣くのは今じゃないのに。
全てが終わってから泣くんだ。
まだAが死んだわけじゃない。
可能性が０じゃないんだ。
涙を拭っていると背中からから暖かい手を感じた。
カ「しのぶ姉さん…」
しのぶ姉さんは何も言わずにただ微笑んだ。
そしてこう一言。
し「勝ちますよ。」
その勝ちますよにはたくさんの意味が込められていると思う。
Aを取り戻す。
夏油を倒す。
独りじゃない。
平和な世界を守る。
他にもいっぱい意味があるだろう。
カ「ｯ…はい…！」
花呪蘭は何を考えてあんな言葉を言ったのだろう。
夏「面白いじゃん…」
そう夏油が言った。
…今は戦いに集中しないと。
花呪蘭がAを…あの“約束”を守ってくれるなら…、
＿＿＿＿＿今はそれで充分だ。
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モチモチ(プロフ) - 美咲さん» ぜひ読んでみたいです！！時間がある時読ませていただきます！！ (2021年12月19日 15時) (
レス) id: 832328d0a2 (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - モチモチさん» 私も今、鬼滅の刃の小説を書いているんです‼️時間があったら見てみて下さい‼️ (2021年12月19日 12時) (レス) id: 352f7f8a03 (このIDを非表示/違反報告)
モチモチ(プロフ) - 美咲さん» うわぁーーん！！めちゃくちゃ嬉しいです(TωT) ありがとうございます！！ (2021年12月19日 10時) (レス) id: 832328d0a2 (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - 凄くおもしろかったです‼️4時間位で最初から読んで来ました‼️頑張って下さい‼️ (2021年12月19日 5時) (レス) @page45 id: 352f7f8a03 (このIDを非表示/違反報告)
モチモチ(プロフ) - メロン♪さん» お気遣いありがとうございますっ！そうなんですね!!!ぜひ読ませていただきます✩.*˚ (2021年11月21日 8時) (レス) id: 832328d0a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モチモチ | 作成日時：2021年10月22日 13時
