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139話 ページ15

その乾いた音の正体は、花呪蘭が夏油の手を払い除けた音。



花「…ふふっ」



そして不気味笑い次の瞬間、夏油の腹部を強く蹴った。




夏「っ!カハッ」



花「ねぇー、何勘違いしてるの〜?いつ、誰があんた達の仲間になるって言った?」



夏「っ!!」




確かに仲間になるとは言っていない…




花「それとこれ。大事そうに持っているように見えて案外簡単に盗めちゃった♡」




獄門疆を手にする花呪蘭。



し「嘘…いつの間に…」



速くて見えなかった。




花「…持ってても邪魔か。ほいっ」



伏「っ!!」



花「それ、“君”にあげる。解除するなりなんなりしたら?」




1番花呪蘭に近かった伏黒くんへ投げる、

すると伏黒くんはそれを走り出した。
多分、解除ができる安全な場所へ行ったのでしょう。




そして日輪刀を持ち構え直す花呪蘭の姿が、Aと重なって見える。Aはまだ死んでないのに自然と目頭が熱くなった。これが悲しいの意味なのか、嬉しさの意味なのか、はたまた別の意味なのか。





それは分からない。





花「いーっちばん最初にお前から殺ってあげるね」



日輪刀で指した方向は鬼舞辻無惨だった。





時「Aさん!!独りで戦うなって言ったのはAさんなんだよ!?
それなのにAさんが独りで戦ってどうするんだ!!」



伊「そうだぞA子!!仲間がいるだろうが!!!」




そうだ…



姉さんがいない時、Aが間違った道に進んだ時は私が正さないといけないのに。



今の私は何も出来てない。





今も間違った道に進んでいるんだと思う。




けど、なんだろう。


これを止めたらダメな気がするのは。

今止めたら、Aが死んじゃう気がしてきて止めるに止められない。



し(今は、花呪蘭を信じてみるしかないですね…)




花「3秒ねっ!」


無惨「?…何が3秒だ。なんだ?今更怖気付いた…」

花「花の呼吸 壱ノ型 紅炎華



…はい、おしまい!」








夏「…そうきたかっ」



悲「何が…起きたのだ…?」



宇「あの鬼舞辻を1発で仕留めるか?普通…」





その場にいたみんなが驚く。


もちろん私も例外ではない。




鬼舞辻はまだ自分が斬られたことに気づいてない。





甘「感覚が鈍ってるのかしら…?」



し「甘露寺さんそれを言っちゃダメです。言うならもっとはっきりと詳しく言いましょう。例えば感覚が鈍って馬鹿になったとか。」



甘「そ、そうね!ごめんなさいっ!」

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モチモチ(プロフ) - 美咲さん» ぜひ読んでみたいです!!時間がある時読ませていただきます!! (2021年12月19日 15時) (レス) id: 832328d0a2 (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - モチモチさん» 私も今、鬼滅の刃の小説を書いているんです‼️時間があったら見てみて下さい‼️ (2021年12月19日 12時) (レス) id: 352f7f8a03 (このIDを非表示/違反報告)
モチモチ(プロフ) - 美咲さん» うわぁーーん!!めちゃくちゃ嬉しいです(TωT) ありがとうございます!! (2021年12月19日 10時) (レス) id: 832328d0a2 (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - 凄くおもしろかったです‼️4時間位で最初から読んで来ました‼️頑張って下さい‼️ (2021年12月19日 5時) (レス) @page45 id: 352f7f8a03 (このIDを非表示/違反報告)
モチモチ(プロフ) - メロン♪さん» お気遣いありがとうございますっ!そうなんですね!!!ぜひ読ませていただきます✩.*˚ (2021年11月21日 8時) (レス) id: 832328d0a2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:モチモチ | 作成日時:2021年10月22日 13時

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