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TH「あれ？！なんでAがいるの？！」
ジミンさんの後ろをチョコチョコとついていき、辿り着いた大きすぎる事務所。
中に入ると練習室での撮影が終わり、解散した直後の様子だった。
テヒョンアが私をみつけてそうジミンさんに聞く。
JM「迷子の子猫ちゃん拾ってきたの」
「やめてくださいっ」
JM「事実なのに、笑」
TH「迷子？」
私とジミンさんのやり取りをそばで見ていたテヒョンアが、私を抱き寄せた後、そう問いかけてくる。
テヒョン氏、距離が近いんですが…？
「あ、あの、ほら、分からなくなっちゃって…」
JM「目的地と真逆の電車にのってここまで来たみたい」
TH「スマホあるから！ってドヤ顔してたのどこの誰なの笑」
「やめてよもう〜…」
恥ずかしくなって両手で顔を覆うと、頭上から大笑いするテヒョンアの声が聞こえた。
RM「テヒョンア、離せ」
TH「え？何を？」
RM「Aちゃん」
「…え、あっ、ごめんなさい！そうですよね私が拒否しなきゃいけないのに…」
TH「え〜…」
腰に回ったテヒョンアの腕からするりと脱出し、ナムジュンさんに謝罪する。
他のスタッフさんもいるのに、さすがに距離が近すぎた。
ていうか韓国の人って、みんなそうなのかな…
慣れるのに時間がかかりそう。
JN「や〜、Aちゃん！誰かガイドを付けなきゃ出歩けないのかい？」
いつの間にか私達の会話を聞いていたソクジンさんがそんなことを言いながらヒャッヒャッヒャッと笑う。
「そうみたいです…」
JM「仕方ないよね、今まで住んでた国じゃないし」
「…さっきまでバカにしてたくせに！」
JM「ごめんってば、笑」
あんなにからかってきてたのに、急に私を庇ってくれたジミンさんをキッと睨みつけるとフフッと笑ってまた謝られる。
TH「二人、まだ敬語なの？」
「え？」
TH「ジミナは僕と同い年だよ。だからAも同い年」
「え？！そうなの？！」
JM「え、もっといってると思ってたの？」
��若く見られがちなんだけど…��とショックを受けているジミンさんに��逆です！！��と必死に誤解を解く。
「ジョングクくんと同い年くらいかと…」
TH「…ヤバ笑」
JM「笑うなテヒョンア！！」
そう言って格闘し始めたテヒョンアとジミナをみて、仲良いんだなぁと実感。
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作者名：ヒナ
| 作成日時：2021年9月3日 1時
