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数日後。





TH「ジミナー、次メイクお前だって」

JM「はーい」

TH「あ!A!」

「ちょ、なに重い!」

JN「ヤー、本当に付き合ってるのか?」

JK「相変わらず冷たいですよね、ヌナって」





私はテヒョンアと恋愛をしてしまったため、補佐でちょくちょく仕事をしていたTXTさんの専属マネージャーに移行させられた。

(付き合ったことは事務所には話した)(もちろん宿舎も出て行った)

たまにこうして事務所でばったり偶然会うんだけど、その時は背中に飛びついてきて離れないテヒョンア。





YJ「ヌナ〜ボムギュが呼んでる〜」

「はーい、行くから待ってって伝えて〜!」





ヨンジュナが私を呼びにきたけど、背中に張り付くテヒョンアをみて察してくれるのはいつものこと。笑





TH「A〜戻ってきてよ〜」

「無理に決まってるでしょ」

TH「だって全然会えなくなったでしょ?Aは寂しくないの?」

「寂しいよ?でもほら、こうして少しでも会えるじゃん」





グズグズと背中に張り付いたままのテヒョンアをナムジュンさんが引き剥がしてくれる。





RM「Aちゃんも忙しいんだぞ」

「いつもすみません…この子をよろしくお願いします」

TH「子どもみたいに言わないでよ!笑」

「ふふ、だって本当に子どもみたいじゃない笑
…じゃあ私戻るからね!頑張ってね!」





そう言って手を振ってBTSの控室をでると、後ろから待って〜と追いかけてくるテヒョンア。

振り向いたその瞬間、チュッと軽く触れるだけのキスをされる。





TH「充電完了!」

「もう、バカ!!」





ひひ、っと嬉しそうに笑うテヒョンアの顔をみると、まぁいっか、という気持ちにもなる。





「今日、家行くからね」

TH「本当に?!」

「うん、だから頑張って?」

TH「やった〜〜〜!」





家、というのは、テヒョンアの家。

宿舎とは別に家を買ったテヒョンアは、私にすぐに合鍵をくれて、二人で会う時はここで、という新しい決まり事が出来ていた。

スキップをしながらルンルンで戻って行くテヒョンアの後ろ姿が見えなくなるまで見つめる。

毎日お互い嫉妬まみれで大変だけど、いま、世界一幸せだからもうなんでもいいよね?

ね?テヒョンア。





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作者名:ヒナ | 作成日時:2021年9月3日 1時

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