25 ページ25
.
「ふぅ、もうお腹いっぱい」
TH「ちょっと食べ過ぎちゃったかな?笑」
お互い満腹になり、空っぽになったお鍋。
因みに、スンドゥブチゲと一緒にチーズキンパも頼んだんだけど、美味しさに感動しておかわりをしてしまった。笑
TH「そうだA、写真撮ろ!」
「え、大丈夫なの?」
TH「平気平気、はい、チーズ」
突然カメラを取り出してセルカを、1枚、2枚と撮るテヒョンア。
ノーマルカメラなのに、なんでそんなにテヒョンアはかっこよく撮れるんだろ…あたしめちゃくちゃブサイク笑
TH「…ふふ、かわいい」
「なにが?」
テヒョンアがスマホをみながらポツリと呟いて、なにが可愛いのが気になってスマホの画面を覗き込むと見えないように手で画面を隠された。
TH「秘密!」
「え〜〜、気になるのに」
私が体勢を戻すと、また画面を見てニヤニヤしているテヒョンア。
…変なの。
「そろそろ帰る?あまり遅くなると明日も仕事あるし」
TH「あ〜、そうだね」
その後私たちはお会計を済ませ、テヒョンアの運転で宿舎に戻った。
因みに、割り勘にしたかった私はテヒョンアに二千円を押し付けたけど、要らないの一点張りで私のカバンの中に無理矢理戻されてしまった。
ごめんね…なにかお返し必ずするからね…と心の中で謝る。
宿舎に戻ると、もう中はまっくらで、みんなそれぞれの部屋に戻ってる様子だった。
「私たちも早くお風呂に入って寝よう!」
TH「…A」
「ん?…っ」
キッチンで手を洗いながらそう言うと、テヒョンアに名前を呼ばれたと思えば背中に温もりを感じて、首にはテヒョンアの細い腕が巻きつく。
突然のことにピタッと動きを止めてしまう私。
「ど、うしたの、?」
TH「…もう無理みたい」
「…何が?」
TH「我慢するの」
「…何を?トイレ?」
そう言うと、バカ、と頭を軽く叩かれる。
TH「Aって、賢いのにそういうところ鈍いよね」
「??なに、ちゃんとした言葉で話してよ。…あ、悪口なら聞くつもりないよ??」
そう言うと、肩をくるっと回されて後ろを向かされる。
となると、必然的に向かい合い、距離もそりゃ近いわけで。
TH「…なんで赤くなるの」
「い、いやだって、」
TH「それ、期待しても良いってこと?」
「へ、」
.
939人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ヒナ | 作成日時:2021年9月3日 1時