シンパティクシュ

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「、？」









な、に、？









雄登「手、」





手、？







あっ、、！









つ、繋いでも、いいの、？









でも彼から、1文字しか受け取っていないから

本当にそういう意味なのか確信を持てなくて









私は、那須くんの顔と、

大きな手のひらを交互に見る









すると、








雄登「……Aちゃん、
すぐはぐれちゃうから」









いわゆる、ガチトーンで



私を子供扱いしてくる那須くん









そ、そういうこと？！









「は、はぐれないよ！」




雄登「いいから！」









私の手は、彼のによって奪われる









雄登「予防だから、」







予防、って、なんの、？









そう聞き返そうとしたのに、








那須くんは歩き出してしまったから

私は急いでついて行った









「ま、待って、！」




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