シンパティクシュ

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ユキ「え！もうそんなに進展したの？！」











教室の隅っこで
アミちゃんとユキちゃんが集まったから、



一応、だけど
昨日の報告をした












来週に控えている文化祭




そこで、眼鏡喫茶なるものを
計画しているうちのクラスは、衣装が自由だから



ユキちゃんは、
私たちに着せてくれる、セーラー服や
フリフリのワンピースを作ってくれていた




そのミシンの音が止まる









アミ「背長したね！！おめでとう！」







アミちゃんも、

切っていたダンボールを置いて




私に腕を回して、大きく抱きついてきた









「あ、ありがと、う？」









ありがとうでいいのかな、

わかんないけど
とりあえず、私もアミちゃんに手を回した









ユキ「で？もちろん、
うちらの文化祭にも呼んだよね？」






再びはじまった、テンポよくなるミシンの音











は、っ、！







「……よんで、ない、」











でも、その音はまた、すぐ止まってしまった









ユキ「は？」



アミ「嘘でしょ！」









「いや、ほんと、」









文化祭なんて……





那須くんのことが頭いっぱいで、

むしろ全く、すっかり忘れてた、、、










すると、ユキちゃんが
携帯を取り出して、なにやら誰かにメールを送っていた









ユキ「……龍我、に頼んどいたから。
きっと、那須くんも来るでしょ、」









え、、、






りゅ、









「龍我？！」




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