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雄登「なんで海来たかったの?」
足を洗って、タオルで拭きながら
大きな木に腰をかけて、
海を眺める彼女へ問いかける
「今年の夏、……っていうか、
今まで、ずーっと海行けてなくってね」
「水着着て本格的に遊ぶのも楽しいけど、
こうやって、足だけで水遊びしたくって。」
Aちゃんの、髪が風になびく
「なんだか」
「青春って、感じがするでしょ?」
うん、
雄登「そうだね」
俺が微笑みかければ
Aちゃんも、笑ってくれた
そして
靴を履いて、
急に彼女は立ち上がった
「女子校だからって!
青春できないわけじゃないんだよ!!」
っ、!
び、びっくり、した、!!
でも、いっぱいいっぱい、
キラキラした笑顔で
「那須くんも、なんか叫ぶ?」
俺へ、手を差し伸べるAちゃん
その手を借りて俺も立ちあがり、
雄登「男子校だって、
こっちはこっちで楽しいんだよ!!」
一緒に海に向かって叫んだ
「青い春は、誰にでも訪れるんだよ!」
雄登「男ばっかりでむさ苦しいけど、
みんなでバカやって盛り上がるんだよ!!」
「女子だけど、スカートめくりとかして
本気でふざけて楽しいんだよ!!」
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あんず(プロフ) - 浮所れのさん» ありがとうございます!!そう言って頂けて、嬉しい限りです……!ありがとうございます、頑張ります!! (2019年1月9日 21時) (レス) id: c8152cd10b (このIDを非表示/違反報告)
浮所れの - 最近になってあんずさんのお話読むようになりました!!ほんっとにあんずさんのお話が大好きです!これからも頑張ってください! (2019年1月9日 20時) (レス) id: de3616bde2 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - Mochaさん» ありがとうございます!そう言って頂けて、とっても嬉しいです! (2018年12月1日 15時) (レス) id: c8152cd10b (このIDを非表示/違反報告)
Mocha(プロフ) - あんずさんのお話大好きです!! (2018年11月26日 17時) (レス) id: 649c667522 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - ひなかさん» ありがとうございます!!そう言っていただけまして、とっても光栄です!ありがとうございます!頑張ります!! (2018年11月25日 22時) (レス) id: c8152cd10b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あんず | 作成日時:2018年11月13日 20時