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NOside


緑「火神を抑えられた理由?バカめオレの方が強いだけなのだよ」


高「いや、そーゆーこっちゃなくて…うん…はいそうだね!」


緑「言ったろう。ダンクしかないと分かっていた、選択肢が一つならそこにタイミングを合わせて飛べばいい」


高「いや、理屈はそうたけど……アイツだってダブルクラッチぐれー…」

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火「できるけどよ…あれは左足で跳んで右手でボール持ってた時だ
…が利き足で跳ぼうとすればボールを扱うのは基本左手だ
けど実は左手だと叩きつけるぐらいしかできねーっつーか…」

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緑「つまり左手に比べて左手のボールハンドリングが拙すぎるのだよ
高く跳ぶだけでは空中戦とは呼べん
そこから滞空中の選択肢で戦ってこそ真骨頂だ」

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火「冬までやることは決まった!何度でも飛べる足腰を作ることと左手のスキルアップ
オレは空中で自在に動けるようになる!ただそれを緑間に気づかされたのがムカつくぜ」


黒「………」


火「…けどやっぱ、どいつもこいつも強ーな『キセキの世代』緑間のDF一つとっても右で跳ばされただけだ」


黒「いえ…逆に言えばそれだけ火神君を警戒してたとも」

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高「つーかいいのかよ?敵に塩あんな送っちゃって」


緑「それでも冬はオレが勝つのだよ」


高「いや、火神だけならまだしもよ
風呂で言ってたみたいにもし黒子も成長したらいよいよ」

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「…火神君は『キセキの世代』に空中戦なら勝てるかもしれません。けど、地上戦で勝てないかもしれません」


火「なんっっ」


「それにボクのパスも通用しません。火神君がダメなら今誠凛で相手をできる人はいません、けど今思い付きました。火神君と皆を活かすための…新しいボクのバスケ」

火「え?」


「パス以外にドライブを習得して僕が『キセキの世代』を抜きます」


火「!?」


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緑「フン望む所なのだよ」


高「おれは望んでねーつの!」

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作者名:柚奈原 | 作成日時:2022年1月29日 9時

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