胡蝶しのぶの逆行

第三十七話 『いいですよ』 ページ39

「....いいですよ」


「！ほんとっ！！ですか！？」



「はい。だって、善逸くんが決めたことでは無いですか。なら私は何も言いません。」



まぁ....



「恐らく、体力は全然ないと思うので、今から訓練(え)と...行きたいところですが...私はこれから長期任務に行かなくてはなりませんから...申し訳ありませんが、もう一人の方に見てもらってください。」



長期任務...大丈夫でしょうか...一日経ってしまいましたが..←小説の力で何とかな
(((




「あのしのぶさん...もう一人の方って...？」



「不死川さんです」←



「あの人も思い出してるんだ...なら炭治郎や禰豆子ちゃん達も...！」



「..私はまだ見てませんので、なんとも...」


「そう...です...か...」




明らかに善逸くんの表情は嬉しさから一変放心したような..寂しそうな表情をしていた



「まぁ！そういう事なので！！頑張って下さいね！善逸くん！！」


「はいっ！」


「不死川さんの訓練は少々厳しいですが..善逸くんなら大丈夫ですよね！」


「.....あー....」




(本当はじいちゃんがいいんだけど...獪岳..元気にしてるかな..)




「.....」





「では、鎹鴉に手紙を出してもらっていますが、私はもう出ますね！」



「え？不死川さんが来るまで待ってくれないんですか？」



「いや....そういう事ではなくてですね？不死川さんには当分会いたくないんですよ」


「なんでですか？」


「色々と...事情があるんですよ...」


「？？」







さてっ！長居は無用です。鬼(不死川さん)から逃げなくては！！←




「では善逸くん！またどこかでお会いしましょうね！」


「はい！！しのぶさんも！！！無理、しないで下さいね！！」



え...？




「...ありがとうございます」




手を振り駆け出す





「....無理...しないでね...」

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