第二十二話 「どういう事だァ?」『えっと...』(どうしましょうか?!) ページ24
そんなしのぶを不死川は、布団をしいて寝かせ、鴉に今の現状と、お館様の報告を聞いた
「.....あぁ...絶対に守ってやんよ...危なっかしいもんな...」
「ではよろしく頼みますよ」
「....御意」
「ん...」
暫くした後..しのぶは目が覚めた
キョロキョロと辺りを見渡すと、不死川が机に突っ伏して寝ていた
しのぶは、先程起こった出来事を必死に思い出そうとするが...藤の花の毒を"うっかり"飲んでしまってからの記憶があんまりはっきりと覚えていない
しのぶは辺りをまた見渡して、小瓶がないか探す
が...その小瓶は、不死川が持っていた
(!!何とかして...取り返せないでしょうか?)
しのぶは布団から出て..そろりそろりと不死川に近づき、ちょこんと隣に座ると、不死川が寝ているか確認すると..その手に握っている小瓶を取ろうとした
が...一向に小瓶を取り返せない
(なんか...力強くなってないですか?いや..もっと力強く引けば...)
うーん、うーんと"起きている"不死川の手に握られてる小瓶を取ろうとするしのぶを見る不死川
しかししのぶは、不死川が起きてるとは知らずに必死に取り返そうとする
「....」
「...取り返せない...早く証拠隠滅しなければ....あっ」
ここでようやく不死川が既に起きてる事を知る
「あっ...おっ..起きてたんですね?」
あははと笑ってどうするか考えるしのぶ
「なァ..」
不死川の声を聞き..しのぶの笑い声が止まった
チラッと不死川を見たしのぶは、さらに固まった
(怒ってる顔してます!!どうやって誤魔化しましょうか?)
「そこに座れ」
「....はい...」
ちょこんと正座したしのぶ
その前には、、大変ご立腹な不死川
「先に聞いておくが...毒...飲んだよなァ?」
「...飲んでません..」フイッとそっぽを向きながら言うしのぶ...
嘘は得意なしのぶだが..今目の前にいる不死川の前で嘘をつけないので、そっぽを向いて答えるが..不死川はすぐに嘘だと分かったので、尚一層不機嫌になり..もう一回問う
「飲 ん だ よ な ?」
「...の...飲みました」
嘘をつくのは無理だと悟ったしのぶは、素直にそう言った
「お前..今何歳だと思ってるんだァ?」
「5..歳..です」
「だよなァ..それなのにお前は毒を飲んだよな?しかも小瓶一本」
「...」
「死んでたかもしれないんだぞ??」
「...ごめんなさい」
「謝って済む問題じゃないだろォが!!」
「...」
第二十三話 『もうしません!』「...本当だろうなァ??じゃあ、その藤の花渡せ」『....』^^「おい」→←二十一話 「何してんだ!!馬鹿!!」『っ!』
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うさぎ(プロフ) - コメントありがとうございます!!それなです!!しのぶさんって、子供でも、大人(18歳)でも可愛いですよね!!同士同士!! (2021年2月14日 20時) (レス) id: 54d7da3149 (このIDを非表示/違反報告)
ユーフォニアム吹きの少女 - 更新されてる!?!そして小さなしのぶさんが可愛すぎるぅぅ!! (2021年2月14日 8時) (レス) id: 4438656c34 (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ(プロフ) - いちごらてさん» おおおおおお!!考えてくれてる!!貴方は神様か!?ありがとうございます!!希蝶に、蝶羽....いやぁ...この二つを選ぶとなると....難しいですよねぇ....どっちもいい苗字....ありがとうございます!!使わせて頂きます!! (2020年8月13日 6時) (レス) id: 54d7da3149 (このIDを非表示/違反報告)
いちごらて - しのぶさんの苗字希蝶(きちょう)とか蝶羽(ちょうう)がいいと思います!(蝶羽って何か変な気がする…) (2020年8月13日 5時) (レス) id: 8c69c4b994 (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ(プロフ) - 更新しますぅぅぅぅ!!!なんと!?「楽しみ死」ですか!?死なないでくださいぃぃぃ!!........でも楽しみと言ってくれてありがとうございます! (2020年8月4日 22時) (レス) id: 54d7da3149 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さらさ | 作成日時:2020年6月6日 18時