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第260話 ページ41

総悟side



Aに近藤さんを託し、二人の無事を祈りながら赤いランプで不気味に染まった車両へと足を向けた


そこには伊東を始め…所謂伊東派と呼ばれる奴等が刀を構えて剣先を俺に向けていた


正直言って、怒り以外の感情もある




数日前までは…一緒に過ごした仲間


数日前までは…一緒に飯を食った仲間


数日前までは……同じ大義の元生きていた仲間



そんな奴等ばっかで刀を収めたくなる


だが俺は姉上に誓ったんでィ…



…俺の大事なモン全部守るってな





伊東「沖田君…君はもう少し利口な男だと思っていたが、我々全員を一人で倒すつもりか?」


フッと厭味ったらしい笑みを浮かべる伊東に腹が立つ

此奴は近藤さんを…Aを殺そうとしたんでィ

作戦を聞いたときはAを生け捕りっつってが…俺がいらなくなったら同時に斬り捨てる筈だったに違いねぇ


伊東「近藤を護り一人敵陣に入り討ち死することで…悲壮美にでも浸ろうというのかね?…だが残念だったなぁ。近藤は僕の計画通り……死ぬ」


自信満々、という表現がピッタリな伊東の顔を見る度にイラつく


伊東「この戦場にいるのは僕達だけではない…」


この話はコッソリ聞かせてもらった


総悟「…鬼兵隊か」


ついつい笑いがこみ上げてフッと鼻で笑うと、伊東は少し怒った顔をした


総悟「悪いね伊東さん…実は俺も近藤さんも一人じゃねェ」




そう言うと、激しいアクセル音と共に彼奴等がやって来た




伊東「馬鹿な…あれは!」



窓から奴等を見て伊東は心底驚いた顔をする…ざまぁみろィ

いつも命狙っても死なねェ男だ、俺でも殺せねぇ奴がそう簡単にくたばるかってんでさァ





神楽「御用改めでアルゥゥゥ!!」


銀時「てめぇらぁ!神妙にお縄につきやがれ!」





伊東「土方…何故奴がこんな所に!!」




だが土方は相変わらずヘタレのようだ




総悟「チッ…目障りなのがぞろぞろと……だが奴等を倒すには軍隊一個あっても足りねぇ…それに」









「近藤さんの所には…もっと恐ろしい殺人狂がいるんでさァ」




ニヤリ、と笑う




伊東「フンッ土方め……だが今更来て何ができる?近藤含め全員消してやる」

総悟「消えるのはてめぇ等の方だ……」



チャキッと刀を抜き、裏切り者を笑いながら見る



総悟「見知った顔も見えるが…そっちについたからには……死ぬ覚悟、できてんだろうな?」

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死神の鏡花 - 続き楽しみにしています (2018年5月8日 0時) (レス) id: 4e18eb5fcf (このIDを非表示/違反報告)
なくら(プロフ) - 梨蘭さん» 全部見て下さったんですね、ありがとうございます!!風邪が治り次第沢山更新したいと思うのでよろしくお願いします(*´ω`) (2014年3月6日 9時) (レス) id: c99269cb43 (このIDを非表示/違反報告)
梨蘭(プロフ) - すごく面白いです!このシリーズ1から全部見ました!!合格おめでとうございます♪これからも頑張ってください!応援してます(*´∀`) (2014年3月3日 1時) (レス) id: 343f8271cb (このIDを非表示/違反報告)
愛呼(プロフ) - いえいえ、本当はこちらが正解なんですよねwこれからも楽しみにしてます! (2014年2月21日 15時) (レス) id: e7b34c92b5 (このIDを非表示/違反報告)
なくら(プロフ) - 愛呼さん» 歴史上の人物になってしまいましたね…ご指摘ありがとうございます (2014年2月21日 13時) (レス) id: c99269cb43 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なくら | 作者ホームページ:http://nakura/hosizuki1  
作成日時:2014年1月16日 19時

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