第238話 ページ18
ドンドンッと胸を叩いて、おばちゃんから貰ったお茶を飲み干す
A「はぁ…はぁ……おばちゃん、アンタ仮にも飲食店でその話題は駄目でしょ」
店長「何言ってんのさっ!ナニも団子も同じようなモンよっ」
A「何一つ重なってねーよ、年にしても大概にしろばばぁ」
ゴツンッとおばちゃんからの鉄拳が頭に直撃したので大人しくおばちゃんの話を聞く
言い忘れていたがこのお店は和菓子屋で、私と総悟の休憩所(サボり)になっている…云わばここの常連客なのだ
おばちゃんは昔に旦那さんを亡くし、息子もいないので一人でこの店を切り盛りするやり手だ
おばちゃんの明るい声と笑顔でいつも常連客で賑わっている
…ただこのおばちゃん、私と総悟の関係にしつこいのだ
店長「若いウチに作っちゃうと大変だからねぇ?気を付けるんだよ」
A「作るって何を」
店長「そりゃあ子供しかいないだろう?若い母親ってのは周りから良くも悪くも見られるってモンだよ」
A「いやまず私子供作る気ないからね?生涯殺人狂として生きてくよ?」
店長「Aちゃんも年頃の女なんだし、もっと女らしさを出しなさいな…全く、沖田君もどうしてこんなじゃじゃ馬好きになったかねぇ〜」
A「どういう意味だコラ」
私にもいい男のひとつやふたつかからないものかねぇ…そう言いながら私の置いたお金を取っておつりを取ってくる
店長「はいよ、おつりの120円」
A「ん、あんがと。それじゃブラブラしながら帰るね」
店長「今度はどんなプレイしたか教えなよー!」
A「んな事大声で言うな!!それに教えねぇよくそばばぁ!!!」
ガコーンッと店にあった筈の皿が私の額に辺り、悶えるとおばちゃんは満足そうな笑顔で奥に戻っていった
A「…裏路地でも回って帰ろ」
ここで裏路地に回った事を私は後悔するであろうとは知らずに裏路地に入っていくのであった
第239話→←第237話 因みに新しい刀の読み方はリンドウカ
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死神の鏡花 - 続き楽しみにしています (2018年5月8日 0時) (レス) id: 4e18eb5fcf (このIDを非表示/違反報告)
なくら(プロフ) - 梨蘭さん» 全部見て下さったんですね、ありがとうございます!!風邪が治り次第沢山更新したいと思うのでよろしくお願いします(*´ω`) (2014年3月6日 9時) (レス) id: c99269cb43 (このIDを非表示/違反報告)
梨蘭(プロフ) - すごく面白いです!このシリーズ1から全部見ました!!合格おめでとうございます♪これからも頑張ってください!応援してます(*´∀`) (2014年3月3日 1時) (レス) id: 343f8271cb (このIDを非表示/違反報告)
愛呼(プロフ) - いえいえ、本当はこちらが正解なんですよねwこれからも楽しみにしてます! (2014年2月21日 15時) (レス) id: e7b34c92b5 (このIDを非表示/違反報告)
なくら(プロフ) - 愛呼さん» 歴史上の人物になってしまいましたね…ご指摘ありがとうございます (2014年2月21日 13時) (レス) id: c99269cb43 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なくら | 作者ホームページ:http://nakura/hosizuki1
作成日時:2014年1月16日 19時