守るから。 ページ14
すみません……受験生なもので、更新がどんどんのろまになってしまってます……
夏休み明けすぐと九月上旬にテストがありまして、またしばらく更新できそうにありません……
どうか見捨てないでぐだざい″い″い″い″!!!!!
これからもよろしくお願いしますッッッッッッ!!!!!
本編へ!
Aside
「中也、探偵社行ってくるね!鏡花ちゃんと会う約束してるから」
朝起きたら、中也が横にいて、私を見てた。
不安そうな、悲しそうな目だった。
だから、明るいトーンで話す。
「おう、いってらっしゃい」
ニコッと笑い、家を出る。
ホントは、会う約束はしてない。
でも、このまま中也と一緒にいたら、中也にまで迷惑を掛けてしまう。
探偵社に行って、少しでも気分転換をして、ちゃんと今まで通りに明るく楽しく中也と喋れるようになってから帰る。
「中華街、か」
こんな場所あったっけな…と思いながら中華街に入っていく。
一瞬、中也とここを歩いたことがあるような気がした。
……………気のせいだよ。
そう自分に言い聞かせた。
「あ、そうだ…探偵社にはいつもお世話になってるし、差し入れでも買って行こっかな」
「失礼します」
ノックをして、いつも通り探偵社の部屋に入る。
「A……!!」
鏡花ちゃんがいつも通り真っ先に飛んでくる。
「こんにちは!ゆっくりしていって下さいね!」
敦君が笑顔で言ってくれる。
私も笑顔で、ありがとう、と返す。
「ねぇ!君!それちょうだい!」
乱歩さんが私のそばにかけよって私の手元を指さす。
「あ!中華街で買ってきた肉まんです!いつもお世話になってるので……!皆さんで食べてください!」
買ってきた肉まんを、箱ごと客間のテーブルに置く。
わぁわぁと皆が集まってくる。
喜んでもらえて良かった、と胸をなで下ろしていたら、服の裾をちょん、と引っ張られた。
ふり返ると乱歩さんがいた。
「辛いとは思うけど、記憶失った後は絶対探偵社が守るから。」
珍しく、乱歩さんが目を開いていた。
目頭が熱くなるのが分かった。
「…ありがとうございます……」
乱歩さんはニッと笑い、いつものように子どもっぽく、小走りで自分の席に戻った。
鏡花ちゃんは肉まんを持ったまま、私を外の公園に連れて行った。
公園というよりかは、ただの広場。
遊具も何もない。
そのせいか人気は少なかった。
初めて来るこの広場を見回していた。
「A……この場所覚えてないの……?」
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nao - 私情はさみます……すいません、覚えてるかな、うちのことmaoです、これ見てくれてたら嬉しいです、そして返信くれると嬉しいな……… (2020年9月29日 23時) (レス) id: cb11543b97 (このIDを非表示/違反報告)
きおく(プロフ) - やっぱりハッピーエンドですよね…!!分かりました!!夢主ちゃんも中也も幸せにします!!コメントありがとうございました!!! (2019年9月26日 17時) (レス) id: 8fb2214b40 (このIDを非表示/違反報告)
ありさ(プロフ) - ハッピーエンドにしてあげて下さい!! (2019年9月26日 17時) (レス) id: 2eff2af79a (このIDを非表示/違反報告)
きおく(プロフ) - なるほど…!!ありがとうございますー!!! (2019年9月24日 18時) (レス) id: 8fb2214b40 (このIDを非表示/違反報告)
れいな(プロフ) - 私はハッピーエンドがやっぱりいいです! (2019年9月24日 12時) (レス) id: 11efb22fa1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きおく | 作成日時:2019年7月22日 18時