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禁断ってやつ/中原中也 ページ24

俺の彼女はお嬢様。俺はマフィア

どうやって知り合ったのかも、もう既に忘れてしまった。


「んふふっAちゃぁ〜ん。私のことすき?」

「嗚呼、すきですよ太宰さん」



...

むかつく!!!!!




俺、中原中也は最大の危機に陥っている
それはなにか。
太宰が彼奴にくっついていることだ。

まず、Aは俺の恋人なのだけれど(2回目)
俺と犬猿の仲(?)の太宰と話しているかつ一緒に居ることが腹立たしい。




「...おい」


俺はドスの効いた声で云う
彼女は少し怯えた顔で、一方太宰は全てを見透かしなにかを企んだ目で此方をジロリと見る
彼女の肩に彼奴の手が触れて怒りがこみ上げてきた



「いい加減にしろ太宰」



本当は彼女にも叱ってやらないといけないのだが
それは亦、後程のお仕置きで分からせてやるから問題ない。


「ちゅ、中也...」

「手前ェは黙ってろ。」

「う、ごめん」



しょぼんとする彼女は俺から目線を落とす。それを見計らったように太宰が彼女の背中を擦る


「大丈夫かい?Aちゃん」



流石に頭にきた。無理矢理彼女の手を引っ張ると、反動で俺の胸元にがばっと倒れ込んできた。太宰は目を見開いて云う


「中也には彼女は釣り合っていない」

「手前もだろ?」



たったっと彼女の手を引いて俺は駆け出す
確かに、俺と彼女は釣り合っていないかもしれない。それはあながち間違いではない
けど、そんな理屈も覆すのが俺だ



「...なぁ、A」


「俺ァ、マフィアだ。云ったと思うが
...本当に俺で良かったのか?」

「中也の代わりなんていないもの」





「...そうか」



ぐいっと顔を引き寄せて、彼女に口付けした



soyonさんからのリクエストでした。お気に召しませんでしたらご連絡くださいね!書き直します(*`・ω・*)ゞ

譲れない!*太宰治/江戸川乱歩→←ちぎれる*中原中也/太宰治



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マシュマロ君 - よし、好きだ(?) (12月7日 22時) (レス) @page5 id: dadbcbff17 (このIDを非表示/違反報告)
夜乃 - 好きです(突然の告白 (10月23日 22時) (レス) @page32 id: 22ab75ff6b (このIDを非表示/違反報告)
紫苑 - 乱歩ちゃんが可愛すぎる。。。 (2023年3月14日 22時) (レス) @page8 id: a35ce8017e (このIDを非表示/違反報告)
雨色の水滴 - 乱歩さん……イイネ (2023年1月22日 10時) (レス) @page3 id: a4e9a44c2e (このIDを非表示/違反報告)
neko - 乱歩さん、これは一体? (2020年8月20日 14時) (レス) id: b3d6820988 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:名無猫 | 作者ホームページ:  
作成日時:2016年4月28日 21時

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