林檎飴*中原中也 ページ17
中原side
「...はぁ」
「なに溜め息ついてんの、中也。お祭りは始まったばっかだよ?」
..俺は今、どこにいると思う?
はは、ほんと笑えないぜ。それもマフィアが祭りに行くとか
来ちゃったし。然もサラッと人混み紛れてるし
「中也〜あれ買ってよ〜!!私お金ないのだよ!」
「だああ!!ンだよ!何で俺!?」
そういうのは広津か樋口に頼めっつの。
彼女が指さすのは林檎飴の屋台。あんなの林檎ぐしゃっと潰して飴に流しゃすりゃァいいンじゃねェのか?
とかいう考えが頭に過った。だが、
「...」
「?なに見てんの」
彼女の浴衣姿が妙に色っぽくて、透き通った肌はより白く見える。後ろに回るとうなじが見えていつもの人を蹴散らすスーツの奴とは思えないくらいの変わりようだ。あーあ
..はは、興奮してきた
「いーよ、買ってやるよ」
「ほんとかい?やったー!樋口ちゃん、林檎飴買ってくれるんだって!」
「え、ほんとですか?」
「アァ!?なにお前人増やしてんだよ!!」
まぁ、これくらいの金どうってことねェけども。
「ほらよ」
「おお!やったー。うまうまだよー」
渡した瞬間にラベルを剥がして早速食い始めた。チッ、食い意地の強い奴め
「...中也も食べる?」
垂れた髪を耳にかけながら食べる?と聞いてくる彼女はとても色っぽかった。一言で云うと、"綺麗" "えろい"
だと思う、
「おい、此方来いよ」
「?お、うん」
ぐい、と腕を強引に引っ張って林檎飴を舐める彼女を誘導する
人気のないところに連れてきて止まる。沈黙に至る
「中也?」
「なァ」
林檎飴を避けて彼女に抱きつく。それで耳元に近付いて、こう云う
「俺には、お前の仕草とか言動とか
誘ってるようにしか見えねェんだわ」
そこんとこ、理解してくんねェ?と呟いて、此奴の綺麗な首筋に噛み付いた
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要望と違いすぎて死にそうです。ごめんなさい
綺麗なジャイアンさんからのリクエストでした。お気に召しませんでしたらご連絡くださいね!書き直します(*`・ω・*)ゞ
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マシュマロ君 - よし、好きだ(?) (12月7日 22時) (レス) @page5 id: dadbcbff17 (このIDを非表示/違反報告)
夜乃 - 好きです(突然の告白 (10月23日 22時) (レス) @page32 id: 22ab75ff6b (このIDを非表示/違反報告)
紫苑 - 乱歩ちゃんが可愛すぎる。。。 (2023年3月14日 22時) (レス) @page8 id: a35ce8017e (このIDを非表示/違反報告)
雨色の水滴 - 乱歩さん……イイネ (2023年1月22日 10時) (レス) @page3 id: a4e9a44c2e (このIDを非表示/違反報告)
neko - 乱歩さん、これは一体? (2020年8月20日 14時) (レス) id: b3d6820988 (このIDを非表示/違反報告)
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