検索窓
今日:3 hit、昨日:91 hit、合計:1,904,339 hit

お泊り*江戸川乱歩 ページ12

江戸川side





「さぁて、武装探偵社初のお泊り会の幕開けだよ!いえーい!!」

「うるさいですよ、太宰さん...。そんなにはしゃぐものなんですか?コレ」



僕はお菓子を食べながら皆の会話を聞いていた。今日は武装探偵社初のお泊り会らしい。確かにお泊り会?ってやつはした事ないかなぁ。なんて
普通するわけもないのだけれどね。

太宰が、お泊り会しよう!と提案して皆次々に賛成するものだから面倒くさいことになってしまったけど..でも、案外悪くは無いだろう



「乱歩さーん。またお菓子食べてる...楽しくないんですか?」

「いや?そんなことはないよ。只お菓子が食べたいだけ」


矢っ張り甘い物は欠かせない。そう云いながらラムネを飲んで鼻歌を歌った
女子か、という声が聞こえた気がするけど気にしない。お菓子を食べるだけで女子と思われるのは中々理不尽ではないだろうか


「おやおや、敦くん。もう限界かい?じゃあ、皆も就寝するとしようか」


バタンと眠気に負けて倒れた敦くんを、太宰が布団に押し込む

私は敦くんと寝るよと一言云って太宰を寝始めた。だんだんと皆眠りについていったので、残るは僕とAだけ。僕も寝るかな、と思いつつ、布団は1つしか敷かれていなかった


「..私、下で寝るので其は乱歩さんが使ってください」

「そんなの無理に決まってるでしょ。一緒に寝ればいいだけの話じゃない?」


先に布団に潜り込んで、ぽんぽんと横を軽く叩き彼女を招いた。しどろもどろする彼女に苛立って早く、と急かす。すると慌てて此方に来たAの腕を引っ張って、無理矢理布団の中に引きずり込む。

「おやすみー」


ぎゅう、と彼女に抱きつきながらの就寝となった。抱き枕代わりに抱きついたものの、全然眠れない

この心臓の音は僕の?君の?


真っ暗でも分かるくらい、顔を赤く染めているようだった。けど寝てるみたい
赤くしながら寝るってどういうことなのさ。熱でもあるの

でもそれがたまんなくって思わずキスした
横に居た筈の彼女が、いつの間にか僕に組み敷かれていて。僕は妖しげに笑いながら、耳元で呟く


「おやすみ」


---


お泊り会て!!原作でしてほしい!!
つか寝てる間にキスか...あれ、起きてたよね?あら?(;・∀・)


みほやんさんからのリクエストでした。お気に召しませんでしたらご連絡くださいね!書き直します(*`・ω・*)ゞ

密か*江戸川乱歩/太宰治→←甘味*江戸川乱歩



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (1353 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1885人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:名無猫 | 作者ホームページ:  
作成日時:2016年4月28日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。