第7話 ページ9
賑わうかぶき町の中を神楽ちゃんと2人で歩く。
「いやー、本当に私、銀魂の世界にいるんだなあ」
「Aは私達の中で誰がいちばんお気に入りアルか? やっぱりこの1000年に1人の神楽ちゃんアルか?」
うん、それってあれだよね、環奈ちゃんだよね。というツッコミは心の中にしまっておいて。
「もちろん神楽ちゃんも好きだけど、いちばんお気に入りなのはやっぱり沖田さんだね」
そう答えると、神楽ちゃんはゲンナリした表情になる。
「アイツのどこがいいアルか」
「んとね、ルックス最高でしょ、それでいてドSっていうギャップでしょ、実は優しいところでしょ、とにかくもう全部」
「あんなのただのチンピラチワワネ。蹴りつけられたり、タバスコ混ぜられたり、たまったもんじゃないアル」
そこまで言うと、神楽ちゃんは嫌なものを見る目つきになった。
「げっ……噂をすればそこにいたアル」
神楽ちゃんの目線の先を追うと、そこには漫画やアニメでよく見たあの公園が。そして木のベンチでアイマスクを着けて昼寝をしていたのは__
「うそ……」
__私の推しである沖田総悟、その人だった。
「わーっ! 沖田だ、本物の沖田総悟だ!」
思わず大声をあげると、沖田さんがアイマスクを外し、こちらに顔を向けた。
「なんでィ、チャイナじゃねェか……ん、おい、そいつは誰でィ」
「別の世界からトリップしてきたAアル」
「はァ? トリップ?」
「あっ、えっと、説明します」
けげんな顔をする沖田さんに、本日3回目の説明をする。
「まさかそんなおかしな話が実際にあるわけないと思っていたが……なるほどねェ」
「私、銀魂のキャラの中で沖田さんがいちばん好きなんです! ちなみに17歳です」
「ヘェ、俺が好きなのかィ。俺にあんなプレイやこんなプレイをされてェってのか」
「オイ、もしAにそんな事したら許さないアルヨ。それより、私と勝負するヨロシ」
「フッ、面白ェ」
そう言うと沖田さんはおもむろにベンチから立ち上がり、神楽ちゃんと壮絶なバトルを始めちゃいました……!
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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yunami☆彡(プロフ) - 美穂さん» ご覧頂きありがとうございます!楽しんで頂けてとても嬉しいです♪今年受験生になるので更新の頻度が落ちるかもしれませんが、今後ともこの作品をよろしくお願いします! (2019年2月2日 16時) (レス) id: dcfedc9460 (このIDを非表示/違反報告)
美穂(プロフ) - こんにちは☆凄く面白いです(*^^*)これからの更新楽しみにしてます♪ (2019年2月1日 12時) (レス) id: 8db3d29e8e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:yunami☆彡 | 作成日時:2018年8月21日 8時