第39話 ページ41
「何かあったんですか?」
「山崎さんが何者かに殺害されました!」
「山崎さんが!?」
まさかの返事が返ってきた。
「犯人はまだ見つかっておりません。とにかく一度屯所に戻ってください!」
隊士のひとりが強引に土方さんをパトカーに乗せようとする。
「で、でも拙者、クビになった身だし……」
「そんなことを言っている場合じゃないんですよ! さっ、早く副長も……山崎のところへ……!」
そう言って隊士達が柄に手を掛け、一斉に刀を抜き放つ。しかし銀さんはとっさに土方さんの首根っこをつかんでかけ出した。
「しまった、逃げられた!」
新八くんに神楽ちゃん、そして私もあわてて後を追いかける。
「いたたたた! 坂田氏ィィ! シャツが身体に食い込んでるぅぅ! 腕と首がちぎれそうだァァァ〜!」
「うるせェェェ! てめっ、黙ってろ!」
銀さんがどなった。こりゃヘタレ発言にキレたな。お荷物状態だし仕方がないね。
「どういうことですかァァァ!? どうして真選組が土方さんを殺そうとするんですかァァァ!?」
「新八くん、説明は後でするから! とにかく走って!」
新八くんの叫びに同じく叫んで返しながら走っていると、パトカーが猛スピードで突っ込んできた。
しかし神楽ちゃんが自慢の怪力でパトカーを止め、その衝撃でフロント部分は大破。さすがは夜兔。
「あわばば、神楽氏! さながらド〇タース〇ンプ・ア〇レ氏の再来のごとく__」
「うるせェェェ! 誰かこいつを黙らせろォォォ!」
銀さんが叫びつつパトカーに一太刀浴びせた。そして中のドライバーを引きずり出し、パトカーを強奪。私達もあとに続いて飛び乗った。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
189人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
yunami☆彡(プロフ) - 美穂さん» ご覧頂きありがとうございます!楽しんで頂けてとても嬉しいです♪今年受験生になるので更新の頻度が落ちるかもしれませんが、今後ともこの作品をよろしくお願いします! (2019年2月2日 16時) (レス) id: dcfedc9460 (このIDを非表示/違反報告)
美穂(プロフ) - こんにちは☆凄く面白いです(*^^*)これからの更新楽しみにしてます♪ (2019年2月1日 12時) (レス) id: 8db3d29e8e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:yunami☆彡 | 作成日時:2018年8月21日 8時