第9話 ページ11
正直、あいつには驚かされた。
俺は真選組随一の剣士と言われている。だから真選組でも俺に敵わない奴がほとんど。そんな俺を止められる女なんてチャイナくらいのもんだ。
なのにまともに刀(さっきのは刀ではないが)も使ったことの無い素人が、ましてやごく普通の女が、俺とチャイナをまとめて止めるなんざ。
和泉A、普通の女だからといってあなどってはいけないようでさァ。
「それで、ジミーはあんパンばっかり食べてて……」
「あはは、知ってる」
俺は後ろを振り返り、チャイナと喋りながら付いて来るAをちらっと見る。
「?」
Aは急に振り返った俺に首をかしげたが__
にっこりと、優しい笑みを見せた。
「っ……」
何でィ、この気持ちは。
不覚にもドキッとしちまった。
どこか心の中で姉上のことをまだ引きずっていて、愛に飢えているのか……?
まったく、調子が狂うねェ。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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yunami☆彡(プロフ) - 美穂さん» ご覧頂きありがとうございます!楽しんで頂けてとても嬉しいです♪今年受験生になるので更新の頻度が落ちるかもしれませんが、今後ともこの作品をよろしくお願いします! (2019年2月2日 16時) (レス) id: dcfedc9460 (このIDを非表示/違反報告)
美穂(プロフ) - こんにちは☆凄く面白いです(*^^*)これからの更新楽しみにしてます♪ (2019年2月1日 12時) (レス) id: 8db3d29e8e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:yunami☆彡 | 作成日時:2018年8月21日 8時