2 ページ3
『〜♪』
暇すぎて思わず鼻歌を歌いながら、写真を撮ってると
「何聞いてんの?」
と後ろからのぞき込まれた。
『っ!?セ…泉さん!?ち、近いです!』
びっくりしてセンラさんから離れる。
センラさんって呼ぶとリスナーにバレるので泉さんって呼んでます。外だけね。
「そんなびっくりせんでもええのに…言っとくけどちゃんと声かけたで?」
『えっ、うそっ』
「ほんまです」
『それはすみませんでした…』
「まあまあ、そんなことよりはよ行こ?」
『はい!』
センラさんと並んで歩き出す。
そっと手を繋がれる。
恥ずかしいから抗議しようと思ったけど、久しぶりの温もりが嬉しくて今日だけは許した。
「そういや、なんでもうおったん?」
『え?』
「いや、早く来すぎたと思ったのにもうおったから…」
そう言われて時計を見ると、11時30分だった。
(え、まだ12時じゃない!ってことは、センラさんも早く来たの…?)
『…泉さんこそなんでこんなに早いんですか?』
「俺はAに早く会いたかったから。Aもやろ?」
『っ…』
(見透かされてる…)
112人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
沖瀬アオ(プロフ) - まぁささん» わぁあ!?すみません、気づきませんでした!教えてくださってありがとうございます<(_ _*)>訂正しましたので、これで大丈夫だと思います(もしまだなってたりしたら教えた貰えると助かります…) (2018年7月1日 16時) (レス) id: 6a612532f8 (このIDを非表示/違反報告)
まぁさ - 名前が茜?っていう名前のままなんですが... (2018年7月1日 16時) (レス) id: cd1e3819fd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ