ハンターになりたい女の子！

39話 ページ41

レオリオ「はぁ、はぁ、やっと、着いたぜ」






クラピカ「ここが二時試験会場なのか？」






『2人ともお疲れ！違うみたいだよ、まだ中継地点』






クラピカ「ありがとう、Aもお疲れ。そうなのか、あとどれくらい走ればいいんだろうか」






『んー、どうだろうね。ここからの道は湿原になってるから足がぬかるんで走りづらいかもね。あと、霧が濃いからクラピカ注意してね！！』






クラピカ「そうだな。ありがとう」






サトツ「ここは、ヌメーレ湿原。通称詐欺師の沼。ここではあらゆる生物や植物が人を陥れようと狙っています。くれぐれも騙されないように」






レオリオ「騙されるって分かってて騙されるバカがどこにいるんだよ」






「騙されるなー！」






レオリオ「え？」






「そいつは偽物の試験官だ！俺が本物の試験官だ！そいつは人面猿といって人の言葉を巧みに操るサルだ！俺を騙して試験官の振りをしてるのさ！」






レオリオ「なにっ！」






「確かに、あいつの走りは常人ではなかった」






「俺たち、最初から騙されてたってことかよ！」






シュ！








グサッ/パシッ






ヒソカ「くっくっくっ、これで決定♤こっちが試験官♤こんなのも取れないようじゃハンター試験を任されるハンターな訳ないからね♡」






サトツ「褒め言葉として受け取っておきます。しかし、これ以上私に攻撃をしようものがいた場合即失格とします。いいですね？」






ヒソカ「はいはい♤」






サトツ「では、行きますよ」

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