ハンターになりたい女の子！

20話 ページ22

「早くしてくれよ・・・なんなら俺が先に答えるぜ？」






レオリオ「誰だお前」






ゴン「港からずっと俺たちのあとをついてきてた人だよ」






レオリオ「え、まじかよ」






「悪いなお嬢ちゃん・・・お前たちの話を偶然聞いちまったのさ」






「どうするかね？」






レオリオ「本人があぁ言ってるんだし、ここは譲ろうぜ！問題の傾向も分かるしよ」






ゴン「俺は別にいいよ」






『私もー』






クラピカ「特に異論はない」






「んじゃお先に (バーカ・・・お前らより先に行ってたっぷり罠を仕掛けてやるんだよ)」






「それでは問題・・・お前の母親と恋人が悪党に捕まり1人しか助けられない・・・1.母親2.恋人・・・お前はどちらを助ける？」






レオリオ「なっ、なんだよそのクイズ・・・」






「ふっ・・・答えは1だ！」






「ほぉー？なぜそう思う？」






「そりゃー、母親は替えが効かないからな・・・恋人はまた別のを見つけりゃいい」





レオリオ「なっ、なに！」






「・・・通りな」






レオリオ「っな！」






「へん！こういうのはばぁさんの好みに合わせときゃ正解なのさ・・・あばよ！」






レオリオ「おいおい！ふざけんじゃねぇ！あんなの正解な訳ねぇーだろー！ばぁさんが気に入る答えを言やぁいいっつーのか！これが正しいって言うのかよ！おい！なんとか言えよ！っく・・・こんな茶番付き合ってられるかよ！俺は別な道を探すぜ」






「もう遅い！ここでクイズに答えなければお前は即失格だ」






レオリオ「なっ！くっー！ふざけんな！あんな問題人によって答えが違うし！正解なんて言葉でくくれるようなもんじゃねーじゃねーかよー！」

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