狂犬病にはご注意を。【今日から俺は！！】

其の七 ページ8

二人ともお風呂を済ませ、ベッドに入る。




もちろん、私のベッドに二人で寝るよ？




相良「そういえばよォ」




私の頬を擦りながら話しかけてくる。





相良「早川京子って知ってるか？」





あ「京子？知ってる、ダチだ」





相良「へえ…」




あ「なんだよ。…まさかやり合ったんじゃねえよな？」




相良「いや、やり合いかけたが伊藤に邪魔された」





ナイス、伊藤。





相良「彼奴ら、
まだ手もまともに繋いだことねえらしい」




あ「かわいいな」





そのくらい純粋なお付き合いしてみたい。





黒髪ストレートの猛…




うん、いける。




すでに銀髪のストレートが似合ってるんだから、

相当似合う。




相良「俺ら、いつ手繋いだっけな」




あ「んー…花火大会？」





相良「行ったことねえよ。
なんだその少女漫画みたいなキッカケ」





あ「…初めてキスした日」





相良「あ、そうだわ。俺がフルボッコされた日だ」





あ「あれは…ひどかった」





猛が一番ひどい怪我をした日だった。

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