しゅわしゅわガールのしゅわしゅわな活動【歌い手】

大学生 ページ15

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「Aこっちー！！」

「今日もちゃんと来たねw」


　


　


教室に入るなり私の名前を呼んだのは1年生の頃から一緒にいる子たち


あるあるじゃん


入学早々みんな友達いないから固まろうとするあれ


たまたま同じクラスで番号が近い人が集まっただけ


　
別に頼んでもないのに私の席を取っておいてくれるんだけど


正直隣は誰でもいいし授業受けるだけならどこに座っても良くない？


だいたいみんな後ろの席をとるけど



　


　
『何も予定もなかったらちゃんと来るよ』


「読モは忙しいねえ」


　


　

活動者ってことは言ってないけど


読モしてるってことになってる


なんでか知らないけど誰かが流したんじゃないかな


身長も高くないのに読モなんてできるわけないでしょ


って否定するのもめんどくさいからカモフラージュのために読モしてることにしてる


こっちの方が都合いいし


　


　


「そろそろ卒業制作もしなきゃだね、やるの決まった？」

「まだかなー」

「Aはどうするの？忙しいでしょ」


『まあそうだけど頑張るよ』


　


　

全然忘れてた


これから馬鹿みたいに忙しくなるのに


両立できるかな、


　


　

「私手伝おうか？ていう一緒やろ！」


『え、本当に？』


「Aはモデルも忙しいし2人で協力したらいいのできるよ！」


『本当にしてくれるなら嬉しい！！』


　


　


　
声を上げてくれたのはお世辞にも真面目とは言えない子


どうせなら真面目な子の方がいいけど


手伝ってくれるのにそんな贅沢は言ってられない


　


　

「友達の頼みだもん！協力するよ！」


『ありがとう、今度テーマ決めようね』


　


　


　
大丈夫であってほしいけど


私1人がやることにならないことを祈るしかない



　
これからひきフェスの準備もあるし


撮影もあって打ち合わせもレッスンも今以上に入る


考えるだけで頭痛い、、


やるってきめたのは自分だしそーだにも会いたいから今が正念場だなあ


　


ーーーー


　
らむね＠＿＿

なう ろーでぃんぐ...


　


＠＿＿

え、ゲーム？？


　
＠＿＿

近々なにかあるのかな？


　
＠＿＿

準備万端で待ってるよ！！


　

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