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7話 ページ8

夢主side



『いや、あの...私、仮にも真冬と付き合ってるんですけど。』




｢知ってるよ？｣



『だったら断るに決まってるじゃないですか...』




そりゃそうだ。

彼氏持ちのやつが今日初めて喋るくらいの人と付き合うわけがないだろう。

それが物凄くモテる一ノ瀬先輩だったとしても。





｢そう言うと思ってたよ。
だからね、提案があるんだよね。｣




"ちょっと聞いてくれる？"そう言って私をベンチに座らせた。





拒否権などある訳もなく、1時間目の授業は"さぼり"という形になってしまった。

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作者名：流雨 | 作成日時：2018年11月14日 0時

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