さようなら ページ47
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朝からピリピリしていた
いつもは笑いかけてくれる4人がピリピリしていたのは分かっていた
必要最低限しか話しかけないようにしていた
それでもあしらわれたら、そりゃ私だって何でか聞きたくなってくる
確かにこの雰囲気でどうしたんですか、なんて聞くのは間違いだったかもしれない
返事が一向に返ってこなくて
『あの…何かあったんですか？』と再び声をかけると
「っさいわ！！！！出てけ！！！！」
『ｯ…』
志麻さんが見た事ないくらい苛立ちに充ちた顔で怒鳴りつけてきた。怒鳴り慣れていない、男の人なんて尚更怒鳴られる経験なんてなかった私には耐えられずその場を去ることしか出来なかった。
誰もこちらを見る気配もなく嫌なくらいシンとしていた
きっと会社で何かあったんだろう
解決しないといけない事があったんだ
でももしかしたら…私じゃなくて良くなったのかもしれない
『ｯ…ふ…』
元々無理矢理連れ去られた身だ
別に飽きられて、家に帰れるならそれでいいじゃないか。家族にも友達にも会える
なのになんでこんなに胸が痛いんだろう…
『……どうしよう』
帰るにしても荷物やら運び出すのは1人では骨が折れる。すると視線の先に執事さんが1人。涙を拭って話しかける
自宅まで運んでもらうには遠すぎるし、大学だって休学中の身
帰ったところでどうにも出来ないことはわかっていた
『あの…』
「はい、なんでございましょうか」
『私の荷物、明日くらいにここに送ってください』
「え…」
『誰にも言わないでください…』
「……かしこまりました」
お礼を言ってある電話番号に電話をかける
『あ、もしもし、Aです。今から迎えに来てくれませんか』
＿＿＿＿そらるさん
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姫菜(プロフ) - 本当にとても素敵な作品で一気に読んじゃいました！！続編を公開するご予定はありますでしょうか？ (9月20日 19時) (
レス) @page50 id: 05e4a34920 (このIDを非表示/違反報告)
氷雪利(プロフ) - ぞ、続編のパスワード教えて欲しいです… (9月3日 12時) (レス) id: 9b1774a918 (このIDを非表示/違反報告)
月永悠(プロフ) - ああぁぁぁ………好こだ……更新頑張ってください！！ (2019年10月18日 7時) (レス) id: 73f2911850 (このIDを非表示/違反報告)
ノン。叉は熊ねぇ(プロフ) - 更新されるたびに☆押しちゃう…←意味ない (2019年10月17日 22時) (レス) id: 873b1f45bc (このIDを非表示/違反報告)
sakako(プロフ) - あー、好きです！！（唐突）なんでもっと早く見なかったんだ私…！！と、思っちゃうほど面白くて一気に世界観に引き込まれてしまいました！応援してます！更新頑張ってください！ (2019年10月15日 20時) (レス) id: d08b40b16f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くりーむぱん
| 作成日時：2019年10月7日 19時
