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「黄色は嫌い？」
私が戸惑っていたからか、眉を下げながら顔を覗き込んでくるセンラさん
『いえ、嫌いなんて！
黄色が似合うの、嬉しいですよ』
「ほんま？」
『はい、だってセンラさんの色だから』
「…そ、うですね」
『黒髪が綺麗、だなんて言ってくれますけど、私はセンラさんの髪の毛と瞳の色好きですよ』
「はぁぁぁ…ほんまにAちゃんは心臓に悪い子なんやから…」
急にしゃがみ込んで上目遣いでこちらを見上げるセンラさん、どちらが心臓に悪い子なんですか、ほんと…
「うん、このリボンプレゼントさせて？」
『え、良いんですか？』
「毎日付けてくれる？」
『もちろん！』
「ふふ、センラ色ですね」
本日何度目かの嬉しそうな顔をして会計をしにリボンを持っていったセンラさん。
こう見ると実年齢よりも何倍も幼く見えるなぁ…
「Aちゃん、どーぞ」
『ありがとうございます！ほんと、毎日つけますね！』
そう言うと私の手を取って歩き出すセンラさん
ん？手繋いでる？？この知り合いばかりであろう建物で手を繋いで歩くというのは、私の直接の知り合いじゃないとしても恥ずかしい
「帰ったら美味しいお菓子作ったるね」
『私もお手伝いしても良いですか？』
「むしろ良いんです？？」
『はい、一緒に作りたいです！』
「じゃあお願いしてもええ？」
みんな良くしてくれて
始まりは普通の経験じゃなかったし
今だって普通の大学生としての経験じゃないけど
でも、こんな日常が続けばいいなぁ
なんて思ってたのに
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姫菜(プロフ) - 本当にとても素敵な作品で一気に読んじゃいました！！続編を公開するご予定はありますでしょうか？ (9月20日 19時) (
レス) @page50 id: 05e4a34920 (このIDを非表示/違反報告)
氷雪利(プロフ) - ぞ、続編のパスワード教えて欲しいです… (9月3日 12時) (レス) id: 9b1774a918 (このIDを非表示/違反報告)
月永悠(プロフ) - ああぁぁぁ………好こだ……更新頑張ってください！！ (2019年10月18日 7時) (レス) id: 73f2911850 (このIDを非表示/違反報告)
ノン。叉は熊ねぇ(プロフ) - 更新されるたびに☆押しちゃう…←意味ない (2019年10月17日 22時) (レス) id: 873b1f45bc (このIDを非表示/違反報告)
sakako(プロフ) - あー、好きです！！（唐突）なんでもっと早く見なかったんだ私…！！と、思っちゃうほど面白くて一気に世界観に引き込まれてしまいました！応援してます！更新頑張ってください！ (2019年10月15日 20時) (レス) id: d08b40b16f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くりーむぱん
| 作成日時：2019年10月7日 19時
