好きなのに。【狗巻棘】《完結》

６話 ページ7

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またもや順位更新で丁度１００位！！

嬉しすぎて夜しか眠れません……！！(((殴









⤵




『嫌われてるのかなぁ、』









「それは、…………」









何かを隠すようにオドオドする野薔薇ちゃん。


嫌われてることくらいわかってるからそうやってタジタジしなくてもいいのに。









『私何かしたかなぁ、やっぱり私の下敷きになったからかな、』









「あ、うん、そうかも、……」









「ちょいちょい、今授業中」









「関係ないわよ！！」



「うえぇ！？！？」









「流石釘崎」



「性格男だよな〜」









「うるっさいわね！！




で？

何だったけ？」









『えっと、だから、私どうしたらいいかなって』









「ん〜、ずっと話しかけられたら男はグッて来るものだと思うのよね、」









「そうか？」



「まぁ、確かに好きな子なら嬉しいかもな」



「なんでそんな話になってんの？？」









『やっぱり話しかけるの大事なのかな〜…。



でも嫌われてるし、

嫌いな奴にずっと話しかけられるのって







やっぱり嫌じゃない？』









私だったら嫌がると思うな。


今のところ嫌いな人はいないけど。









「……多分大丈夫よ、」





「別に棘はAを嫌ってるわけじゃないと思うよ、」









「ついに先生まで話にノッてきた……、」



「授業どこに行ったんだよ、…………はぁ、」









『えっ、でも、視線冷たいし、……。




あの時だって、手を振り払われたし。

嫌われてる自信しかないです』









「ほら、照れ隠しって言うじゃない？

まさか知らないとか言わないわよね？」





「そうそう、男は好きな子になると照れちゃうものだし。







棘もそのひとりだと思うよ。

案外特別扱いかも」









『特別扱い……って。




嫌われるようなことしてるのに、そんな事ありますかね……？？

私と接点ないですし……、、』









「んじゃ、なんで棘先輩はAを助けたんだ？」





「狗巻先輩は嫌ってる相手なら助けないと思うぞ、」









「えー、棘だし誰でも助けると思うけど」




「ていうかまず、あの人が嫌いな人を作ると思わないわね、」









「「「確かに」」」







『…………今度、話しかけてみることにするね、』









「……えぇ、頑張って」









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