【ハイキュー!!】男装やめたらモテ期来た。3 (ページ3)

今日:6 hit、昨日:18 hit、合計:59,403 hit

男装やめて85日目ページ3

どうも！白鳥沢時期エース(自己申請)の紅鏡Aでっす！

俺は今、東京は音駒高校に来ています!!

そして今、体を覆っていたバスタオルが無残にも取れてしまいました☆

しかも、それを烏野のキャプテンの澤村先輩に見られていまっす☆

…詰んだ☆

頭が現実逃避を始めだしたぞ。

なんか語尾に無駄に☆が付いてる。及川先輩みたいだ。

じゃ、ねぇよ!!!!!!!!

どうすんだ俺!!現実逃避すんな!!考えろ!!

ど、どうしよう…真面目にどうしよう…。

俺が女であることを知っているのは限られた人だけ。

女が男に紛れ、白鳥沢のバレー部にいるなんて知られたら、バレー界が大騒ぎになる。

だから、ずっと隠してきた。

が、不幸な事に今日その努力は無駄なものとなった。

『あ、あのっ…コレは…。』

なんとかこの空気をどうにかしようと、澤村先輩に声をかける。

もちろん、既にバスタオルで体は隠した。

澤「すごいな、お前!!」

『…はい？』

え、何言ってんだ。この人。

凄い？何がだよ。

澤「白鳥沢って、やっぱり鍛え方が違うんだなー。胸筋も凄いな!!」

目をキラキラさせて俺に言ってくる澤村先輩。

あれ…もしかしてコレ

『そ、そうなんですよ〜!!毎日筋トレ大変で(笑)』

澤「だろうな〜!!じゃ、俺そろそろ風呂入るな〜。」

『あ、はいっ！ごゆっくり〜!!』

誤魔化せた!?

澤村先輩は本当に風呂に入ってしまった。

…うん！何とかなったわ!!

まだバレー出来るぞ!!

俺はなんとか誤魔化せたことに安心しながら、着替え始める。

『〜♪…あ、変えのサラシ部屋に忘れた…。』

パンツとズボンを履いたところでサラシを部屋に忘れた事に気づいた。

『…走ったらバレないよね？』

俺は脱衣場を出て、走って白鳥沢の部屋に向かう。

ドンッ!!!!

『ふぎゃっ!?』

廊下を走って、白鳥沢の部屋まであと少しという所で何かにぶつかる。

俺はこの感触を知っている。

川「何、A〜。もしかして、デレ期かな♡」

『表情筋どうしたんすか!?』

表情と声のトーンが一致しないことで有名なたいち先輩だ。

川「…あれ？なんか柔らかい…。」

たいち先輩が謎の言葉を発する。

『…何言ってるんすか？』

そう言った時感じた違和感。

胸のあたりになにかが当たってる気がする…。

俺は自分の胸のあたりを見る。

川「Aって意外とあるよね。」

『バルスッ!!!!』

どうなったかは是非察して下さい。