男が婚約者なんて絶対いやだ！！！《休止中》

3話 ページ6

母｢どうしたの？そんた何驚いて。｣
『いや、俺聞いてねぇし！荷物は？！』
母｢もう執事に持ってこさせてるわよ。｣

俺はここで気付いた。さっきまでいい子にしてたのに急に口が悪くなり、ましてや人の家で叫んでしまった。
他の人を見るとすごく驚いた顔をしていた。

ｲﾙﾐ｢面白いね、君って。｣

最初に口を開いたのはイルミさんだった

ｷｷｮｳ｢まぁ！イルミったら！｣

キキョウさんは何故かイルミさんが俺に好意を持っていると勘違いしたまま出ていってしまった。

『｢……｣』

気まずい！！
てか、この雰囲気！さっきカルト君とした！

ｲﾙﾐ｢ねぇ｣
『は、はい！』
ｲﾙﾐ｢なんで断らなかったの？｣
『こ、とわる…あ！そうじゃん！なんで断らなかったんだろ？』
ｲﾙﾐ｢俺に聞かれても知らないし。本人前にしてよく言えるね。｣
『あ、すみません。』
ｲﾙﾐ｢別にいいけど。｣

また沈黙が続いた。

『あの、イルミさんはなんで断らなかったんですか？』
ｲﾙﾐ｢イルミでいい。なんでだろう俺もわかんないんだよね。｣
『そうなんですか。』
ｲﾙﾐ｢てか、敬語やめない？なんかウザイ｣

この人かなり辛口だ。

『うん。わかった。イルミさ、イルミ君』
ｲﾙﾐ｢イルミでいいって言ったよね？｣
『呼び捨ては難易度が高い！！！』
ｲﾙﾐ｢君ってそんなキャラなの？｣
『うん。』
ｲﾙﾐ｢そっ、まぁ敬語とさん付けやめてくれたらいいや｣

コンコンと部屋の扉が叩かれる

ｲﾙﾐ｢何？｣
執事｢A様の荷物が届きました。｣
『あ、ありがとうございます。』
ｲﾙﾐ｢じゃ、行こうか｣
『どこに？』
ｲﾙﾐ｢？俺たちの部屋だけど？｣


…ん？え？俺"たち"？！

『同じ部屋なの？！』
ｲﾙﾐ｢母さんがそうしろってうるさくてさ。｣
『へー……なら…いい、けど…』

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