特別な斧4 ページ5
「それにしても、土井先生が一方的にと思っていましたが…」
『何？』
「いえ、別に」
「あ！先生帰って来た」
い組のメンバーと歩いていると下級生とくのたま、そして上級生もAのことを待ちわびていた
「おい！今日は俺と手合わせする約束だろ！」
「僕の仕掛け罠を試してくれるって言ってましたよね〜？」
「俺の豆腐料理を食べてくれるって！」
『どれも今日とは言ってねぇよ！いっぺんにくんな！』
どんどん人が増えんなクソ〜
『これから斧の手入れすんだよ』
「「「えー！」」」
『えー！じゃねぇよ！』
「はい！私手入れするところみたいでーす！」
「俺も！」
「僕も〜！」
『…』
そんなわけで縁側で手入れをすると周りに集まってガン見してくる
『ちっけーよ！』
「先生の斧綺麗…」
「刃がすごい色してる」
「吸い込まれそう…」
『紫死狗羅』
「え？」
「この斧の名前だよ」
「斧に名前があるんですか？」
『あぁ』
特級呪具、紫死狗羅
平安時代に作られたとされる特級呪具
刀身は特別なもので千年たった今でも美しく保たれていた
『昔、私と同じ術式を持った術師が使っていたらしく師匠と先輩がかけ合って私に託してくれたんだ』
「思い入れがあるんですね」
『これ無くしたら私の首が飛ぶしな』
「たかが斧だろ？」
『耳かせ』
「なんだよ」
潮江文次郎に値打ちを話す
「…はぁっ！？」
『なっ？私の首一個じゃたんねぇんだよ』
「これ一つでそんなに…」
「先輩？」
文次郎もまた田村三木ヱ門に耳打ちをする
「…」
バッターンと倒れる三木ヱ門
「た、田村ぁー！」
『無理もねぇ』
しばらく誰もAの斧に近づこうとしなかったらしい
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kanayamamoto112(プロフ) - 予算会議面白かったです。ヒロインちゃんの策士な所も面白かったです。更新頑張ってください。 (4月18日 1時) (
レス) id: 763c9aa7d5 (このIDを非表示/違反報告)
おじいちゃんパンチ - ええええええここで終わり？！気になりすぎて禿げる！！更新全裸待機！！ (3月23日 19時) (レス) @page28 id: 14d47f2dfd (このIDを非表示/違反報告)
kanayamamoto112(プロフ) - 宝探しの結果楽しみです。更新頑張ってください。 (3月23日 15時) (レス) id: 763c9aa7d5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずこしょう(プロフ) - kanayamamoto112さん» またまた素敵なコメントありがとうございます！学園長…死ぬなよ！笑 (3月23日 0時) (レス) id: e261693cf6 (このIDを非表示/違反報告)
kanayamamoto112(プロフ) - ヒロインちゃんがどの委員会の副顧問になるのか楽しみです。忍たまの皆が止めなかったら学園長ヒロインちゃんの攻撃を受けてましたね。 (3月22日 22時) (レス) id: 763c9aa7d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆずこしょう | 作成日時：2024年3月4日 12時
