【ﾍﾀﾘｱ】二人はＫＹ★ ～私は彼(ｱｲﾂ)を許さない～ (ページ11)

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11.＊だって… ページ11

「いってぇ～…」

山形に影の方に連れて来られた。

理由とかはわかってんだけどね…;;

山「…自分が何しようとしたか分かってる？」

「……ん。」

山「分かってると思うけど、あの2人、日本のお客さんだよ？」

「……ん。」

山「…はぁ…」

呆れた様にため息をつく。

「……だって、…… だってアイツは…」

山「分かってる…。…何年隣だと思ってんの？…とにかく早く会議行くよ。んでないと秋姉とかに怒こられる。」

「……ん。」

…～～～～…

「…だ、大丈夫か！？;;」

男の子(見た目16～7…?)がAを引っ張って言ってから俺は起き上がったｱﾒﾘｶに言った。

「ああ。……ww」

「……?;」

「……彼女、ずいぶん面白いじゃないかいww」

…いつものおちゃらけたｱﾒﾘｶではない。

「…;;お、おいｱﾒﾘｶ……?;…どういう…」

「…言った通りさ。彼女、…
………気に入ったよ。」

背筋に冷たいものがつたった。

(…;お、俺、…ｱﾒﾘｶにビクってんのか…?;;)

「このお返しは…きっと……」

顔は明るいのに、なぜか危ない感じがした。

ｲｷﾞ「…ｱﾒﾘ…」

？「…あの～……」

「「ん？」」

振り向くと、さっきの男の子とAが立っていた。

？「……ｲｷﾞﾘｽさんと…ｱﾒﾘｶさん…ですよね…?」

ｲｷﾞ「?!……あ、ああ。お前は…」

Aより、少しばかり背の高い男の子。

多分、こいつも……

山「…俺、山形。ｺｲﾂ…Aがなんかすいません…。」

「……ごめん…。」

…やっぱり…

ｲｷﾞ「…お前も”県“か？」

山「……ん。」

申し訳なさそうに頭を下げると山形は言った。

山「…日本から事情はきいて……います…。これから会議場所まで行くんだけど、……いっしょにどうぞ…？
…日本もくるから……。」

緊張しているのか、ずいぶんと片言……;;

ｲｷﾞ「ああ。良いのか？」

「…良いわけないじゃん((殴！)…ぐっ…！」

山「…勿論です。さ、……」

…それから俺たち(4人)は会議場所へ行った。

途中、何度もAがｱﾒﾘｶを睨むのを見たが、ｱﾒﾘｶはと言うと、いつもの調子に戻り、……相変わらずだった。

§§§§

*山形*

見た目は16～7才。

Aの幼馴染み的な。

昔(戦国時代)はよくAとﾎﾞｺｽｶやっていた。

地味でおとなしい。思いやりがあり、誠実でお人好し。
金に細かく我慢強い。
『嫁さ貰うなら山形(県民)』と言われるほど…。

近所の幼馴染み的なイメージ。