【ハイキュー】隣の席の佐藤さん。【孤爪研磨】 (ページ12)

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１２話ページ12

孤爪side

「一緒にバレーしてたらその内なんとかなるよ。」

佐藤さんはちょっと脳筋だ。

なんとかならない人もいる。

孤「だって、元々仲良くなれなさそうな人だし、合わない。」

「…友達にはなれないかもしれないけど、仲間にはなれるってば。」

孤「バレー馬鹿。」

でも一理あるような無いようなことも言う。

孤「……佐藤さんは苦手な人、いないの。」

佐藤さんはみんなと分け隔てなく喋れる人、に見える。

「孤爪くん。」

孤「………！？」

「だって、最初は全然目も合わせてくれないし…ちょっと怖い感じだし、話しかけるなオーラ漂わせてたし。」

それは…そうかもしれないけど、

でも、今は

「でも、今は友達。」

「だから、だいじょぶ。」

俺と佐藤さんが仲良くなれたのはバレーのお陰ではある…

「一緒にバレーしてたら良いところもきっと見つかるよ。

だって研磨は見つけるのも考えるのも、得意でしょ？」

孤「自分のことを分析されるの、やだ。」

「ふふ、それはどうもすみません。」

佐藤さんに言われると大丈夫な気もする。

根拠のないデータ。