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1話 ページ1

入学式。


私、佐藤Aも今日からJKです!









福「…。」



幼馴染の福永招平こと招ちゃんも一緒です。

一緒に通学路を歩く。


福「…!…ふ。」



「あ、また何か面白い事考えたの?」



コクリコクリと頷く彼。




モブ「(男の方無口すぎだろ…。)」








福「…。」







「え、制服似合ってるなんて…ありがとう!」


「招ちゃんもかっこいいよ!」






ちょっと嬉しそうだ。






モブ「(あれで通じるの!?)」




私達は幼稚園の頃から一緒で、


周りに驚かれるほど仲がいい!






福「髪…。」


「あ、切ったの分かった?


もうね、にいちゃんなんか鼻で笑ったんだよ!」





昨日の夜、
高校デビューを夢見てイメチェンしたのだが





福「…。」



「斜めになっちゃった。」



ちなみに招ちゃんの前髪も私が切っている、


実を言うと失敗したのだが、



本人は気に入ってるらしい。







学校につき、クラス分けを確認する。




福「クラス。」


「別れちゃったね…。」



今年も同じクラスになれると思ったのに…





「隣のクラスだし、遊びに行くね!!」



福「コクリ」



手を振って別れ、教室に入る。




来るのが早かったようで人がまばらだ。



「やった、一番後ろ。」





隣の子、どんな人かな…?



「(えっと、こづめけんま…?)」




友達になれるといいなぁ。









気づいたら寝ていたらしい。



ちょんちょんと誰かが袖を引っ張る。




孤「そこ、俺の席…だけど。」





「へ?あ、ごめん!」




孤「あ、いや。…別に。」






会話終了。



お互い何だか気まずくて話せない。




てか、こづめくんが目を合わせてくれない。



「(え、嫌われてる?早くね?)」




そんなに嫌だったのだろうか。





「(長い前髪…なんか暗そう。)」



孤「(うわ、なんか、見てくる。



圧が強い…。)」








「「(なんかこの人苦手)」」







第一印象はあんまり良くなかった。

2話→



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作者名:カナデ | 作成日時:2019年10月27日 17時

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