タイムスリップしたら女神って呼ばれたんだが、女神の仕事ももう…終わりだな【のび太の日本誕生】

101話 大変なミス ページ16

ククル達が入社してからまもなく1ヶ月が経つ。

私は今日、ピンチに襲われたのだ。

社長「も、森ノ宮君！大変だ！こっちへ来てくれ！」

『社長！どうかしたんですか！？』

この日私は特にする仕事もなく、ククルに細かい仕事を教えていた。

そしたら急に社長側が騒がしくなり、今私が呼ばれた。私、何かしたか？

心配になりながら社長のところに行く。

社長「それが、随分前に締め切っていた書類に、大変なミスが見つかって…。君、この分野得意だったよな？」

『たしかに、その分野なら私は得意ですが…』

社長「お願いだ！借りはなんでも返す。このミスを治してくれないか？」

『え、でも…』

社長「君にしか頼めないんだ！あいにく私はこのあと大事な会議があって…」

私は戸惑いながらも、頷く。

『分かりました。ちゃんとできるかは分かりませんが、やってみます』

社長「ありがとう…！頼んだよ！後で何でもして欲しいことを言ってくれ！高級スイーツでもブランドバッグでも何でも…」

『分かりましたから！これは私に任せてくだ…って社長！これ、結構大変なミスですよ…？』

パソコンを開いて手直しをしようとすると、エラーになる。

社長「もう少し早く気付くべきだったか…」

『社長、私が残業とってこの仕事終わらせますので、大切な会議の方を優先してください』

これは早く処理しないとまずい。今からやれば残業でも間に合う。

社長「分かった。帰ってこれたら手伝うようにする。では行ってくる」

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