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平野君は私の腕をつかんだままどんどん歩いていく
どこに行くのだろう？
『ひ、平野君？』
平野君の名前を呼ぶと急に立ち止まる平野君
紫耀「怪我とかない？」
『怪我はしてないけど……』
けどの続きは平野君へと同情だ
頑張って、勇気をだして話しかけたのにあんな事言わらるなんて悲しくなるに決まってる
紫耀「あ、そうだA見て！！
友達を作るためには委員会とか入った方がいいんだって」
さっきの本の何ページかを開いて、笑顔を見せる平野君
でも、私にはその笑顔はなんだか頑張って作ってるようにみえた
『平野君……
平野君と友達になろうと思う人は1人もいないなんて絶対ないからね…』
紫耀「え？」
『少なくとも、私は平野君の事友達だって思ってるから………
だからね平野君…悲しい時は悲しいって友達には言っていいんだよ？
私…少しのわがままぐらい聞くから』
平野君は10秒ほど俯いた後、ゆっくりと私に近づいてきたと思えば
気付いた時にはもう、私は平野君の香りに包まれていた
こんなことされたことがない私の頭は今にもパンクしそうだった
紫耀「Aありがとう…… 」
『あ、あの平野君？』
紫耀「俺Aに会えてほんと良かったよ
Aは死ぬまで一生友達だ」
バクをしている恥ずかしさとここは普通に廊下だから誰かに見られているのでさないかという恥ずかしさがダブルパンチで私は殴られたように思える
紫耀「じゃあさA…1つわがまま言っていい？」
『う、うん…』
紫耀「今から遊びに行こ！」
『は？
それは無理だよ』
いきなりの遊びの誘いに驚いた私は抱きついている平野君を無理やり離した
紫耀「なんでだよ！！
わがまま聞くって言ったじゃん」
『言ったけど……』
紫耀「よし！じゃあ決まりだな
行こう！！」
平野君は私の腕を再び掴んで、走り出した
その掴む手は私の腕をガッチリと掴んで、振りほどこうとしても振り解けない
いや……振りほどこうとしなかったんだ
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はな - もし、わざとならすみません。m(｡>__<｡)m (2020年9月18日 17時) (
レス) id: a2ac080e81 (このIDを非表示/違反報告)
はな - 「会わないかもしれない」の所「合わないかもしれない」になってますよ。 (2020年9月18日 17時) (レス) id: a2ac080e81 (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - チャンサキさん» ありがとうございます！！そう言って頂けるとすごく嬉しいです！ティラノな王子様2もできたのでそちらも読んでくださると幸いです。あと、いつもコメントありがとうございます。すごく励みになってます！！ (2020年3月31日 22時) (レス) id: 69ce0864de (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - ななみさん» 更新させていただきました！ついでに続編も出来ました！！ティラノな王子様2では恋愛要素多めにする予定なのでそのまま見てくださると嬉しいです！あといつもコメントありがとうございます。めっちゃ嬉しいです (2020年3月31日 22時) (レス) id: 69ce0864de (このIDを非表示/違反報告)
チャンサキ(プロフ) - またまたコメントしちゃいます！相変わらず面白いお話書いてますねー！？笑笑。こりゃ、一波乱ありそうで楽しみです、、(・∀・) (2020年3月30日 22時) (レス) id: 9fdd9e92a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミミ
| 作成日時：2020年3月20日 21時
