第179話 ページ34
・
騒がしい甲板に出ればガキが一人増え
白い化け物まで乗り込んでいた
バシュ
神楽「エリー!!!!」
新八「あ、貴女が銀さんのっ.......」
貴「おいおい.......
いつから仮装パーティー場になったんだここは
ガキが来ていいところじゃねェよ」
「仮装じゃない」
この匂いっ.......!
桂「桂だ」
・
来島「A様ぁぁぁぁあああ!」
武市「ほぅ.......これは意外な方とお会いする
こんな所で死者と対面できるとは」
桂「この世に未練があったものでな
黄泉帰ってきた」
来島「A様!」
貴「大丈夫だまた子.......」
来島「A様.......」
桂「かつての仲間に斬られたとあっては
死んでも死にきれぬと言うもの
なぁA。お前もそうだろう」
貴「ふっ.......
仲間、ねェ.......」
先生...................
貴「まだそう思ってくれていたとは
ありがた迷惑な話だ」
お前こそそうだろう.......ヅラ...
桂「まだそんなものを持っていたか
お互いバカらしい」
貴「お前も
紅桜から守られたってわけかい
思い出は大切にするもんだねェ」
桂「いや貴様の無能な部下のおかげさ
よほど興奮していたらしい
ろくに確認もせず髪だけ刈り取り
去っていったわ
大した人斬りだ」
来島「A様、」
私の震える拳を見たまた子を腕で遮り
刀を握り直す
貴「で?わざわざ復讐に来たわけかい
やつを差し向けたのは私だと?」
桂「あれが貴様の差し金だろうが
やつの独断だろうが関係ない
だがお前のやろうとしている事
黙って見過ごすわけにもいくまい」
ドゴォン
工場からの爆風に笑みがもれる
いつからこの船にいたのだろうか
さすがヅラと言ったところか
誰かさんと違いこいつの腕は健在らしい
桂「貴様の野望悪いが海に消えてもらおう」
貴「ふっ.......やっぱお前となるとレベルが違うねェ」
桂「江戸の夜明けをこの眼で見るまでは
死ぬわけにはいかん
貴様ら野蛮な輩に揺り起こされたとあっては
江戸も目覚めが悪かろうて
朝日を見ずして眠るがいい」
来島「A様、落ち着いて....
四方は私がお守りします。どうぞ中へ.....」
204人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
赤砂晋助.(プロフ) - まっちゃむーしゅさん» すみませんありがとうございます(●´▽`●) (2019年3月30日 3時) (レス) id: f23487b2b0 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃむーしゅ(プロフ) - 176話が177話になってますよ。 (2019年3月30日 2時) (レス) id: d836fbb346 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃむーしゅ(プロフ) - くじら雲懐かしいw (2019年3月26日 9時) (レス) id: d836fbb346 (このIDを非表示/違反報告)
Night(プロフ) - 赤砂さんの作る内容メッチャ好きです!!これからも頑張って下さい!! (2019年3月19日 6時) (レス) id: a39d20f6cd (このIDを非表示/違反報告)
麦ちゃん - いつも楽しみに読んでおります。続編おめでとうございます。これからも頑張ってください。応援しております! (2019年3月19日 5時) (レス) id: ad939e8b4e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:赤砂晋助. | 作成日時:2019年3月19日 1時