第159話 ページ14
・
桂「そうか.......。
お前も会ったのか」
銀時「最初は誰か分かんなかった」
あの騒動が落ち着いた頃
万事屋に来たヅラに俺は俯きながら話した
新八「会ったって、誰にですか?」
桂「銀時の女だ」
銀時「ばっか!お前何言ってんだよヅラァ!」
桂「ヅラじゃない桂だ」
新八「銀時さん、彼女いたんですか?!」
銀時「違ぇって!」
神楽「銀ちゃんの女ってどういう事ネ!」
銀時「あー....もう.....」
どんどん進む勘違いに項垂れる
新八「教えてくださいよ水臭いな〜」
銀時「だからあいつは俺の女じゃないって」
神楽「ヅラ、どんな人アルか?」
桂「そうだな。一言でいえば美人、だ」
神楽「おぉ!」
新八「何をしてる方なんですか?」
桂「俺と同じ攘夷志士」
新八「じゃあ、あの攘夷戦争にも?」
桂「あぁ。やつは鬼兵____」
銀時「ヅラ。」
神楽「銀ちゃん?」
新八「銀さん?」
銀時「本当に違うから」
新八「でも、」
銀時「もう話さねーと止まんねーんだろ?
なら違うって話、してやるよ」
神楽「馴れ初めアルか!」
銀時「.......確かに、俺は好きだったよ。あいつのこと」
神楽「おぉ」
銀時「それで自分で言うのはあれだけど
あいつも俺を思ってくれてた」
新八「やっぱ両思いじゃないですか!」
神楽「でも今のはきもいアル」
銀時「.......だが好きって2文字を伝えあったわけじゃない。」
桂「.......」
新八「どういうことですか?」
銀時「戦争が終わってから....って決めてたのよ
全部片付けたら俺から言うって約束したわけよ」
新八「銀さん?」
銀時「でも色々あって
あいつは俺を突き放して離れてった。
まぁ憎まれるのは望んだことだけど」
神楽「なんで銀ちゃん置いてったアルか?
なんで銀ちゃん憎まれないと行けないネ」
銀時「いいの。俺が望んだことだから。
それにお前らにはまだ早いさ」
新八「詳しく話せないのはいいですけど....
それからどれくらい経つんですか?」
銀時「10年」
新八「10年.......」
桂「いいのか追わなくて。」
銀時「.......もう遅い」
桂「変わったあいつとあって冷めたか」
銀時「.......いいや。.......もう、
...................男いたんだよ」
204人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
赤砂晋助.(プロフ) - まっちゃむーしゅさん» すみませんありがとうございます(●´▽`●) (2019年3月30日 3時) (レス) id: f23487b2b0 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃむーしゅ(プロフ) - 176話が177話になってますよ。 (2019年3月30日 2時) (レス) id: d836fbb346 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃむーしゅ(プロフ) - くじら雲懐かしいw (2019年3月26日 9時) (レス) id: d836fbb346 (このIDを非表示/違反報告)
Night(プロフ) - 赤砂さんの作る内容メッチャ好きです!!これからも頑張って下さい!! (2019年3月19日 6時) (レス) id: a39d20f6cd (このIDを非表示/違反報告)
麦ちゃん - いつも楽しみに読んでおります。続編おめでとうございます。これからも頑張ってください。応援しております! (2019年3月19日 5時) (レス) id: ad939e8b4e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:赤砂晋助. | 作成日時:2019年3月19日 1時