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じゅうきゅー ページ20

A「私に合ってるのを買ってるしお手入れしっかりしてるからね〜」

大寿「そうか……これでどうだ?」

髪の毛を触り湿り気が無いか確認するその行動を大寿は静かにみつめる

A「…完璧!」

大寿「ふん…当たり前だ」

大寿のドヤ顔を見て無意識に頭を撫でると少し照れくさそうにやめろと言う

A「ごめんごめん笑…ちょっとまっててね〜」

ドライヤーを片付け部屋から布団と毛布を持ってくる

そして以前観たタイタニックをセットし電気を消す
Aはソファーの端に座り毛布をかけ足をトントンと叩いた

A「大寿くん頭ここ布団はちゃんと掛けてね」

大寿「……」

大寿はゆっくりと頭を乗せる
ソファーはベッドにもなる仕様ので深々と座れる
1人ソファーをくっつけ大寿の足が出るか出ないかになった…

A「大寿君寝ずらくない?大丈夫?」

大寿「…あぁ…Aは足痛くねぇのか」

A「大丈夫だよ今日の大寿君の髪の毛ふわふわしてるから」

そう言って髪の毛を撫でる
大寿はそうか…と言って目を閉じる

音を少量にし再生する
数分経つ頃には寝息を立てていた

A「大寿君よっぽど疲れてたんだね…良い夢見れてますように」

そう言いながら髪の毛を優しくゆっくりと撫でた





A「……ん」

目が覚めるとテレビ画面が消えていた
ふと視線を下にすると大寿が寝息を立てて寝ている

時計に目をやると長い針が7時を指していた

動こうにも動けないのでどうしようかな〜とぼけっとしてると下からん"と低い声が聞こえてきた

静かに見つめていると大寿がゆっくりと目を開けAと目が合う

大寿「……はよ」

A「大寿君おはようよく眠れた?」

大寿「あぁ…久しぶりによく寝た気がする」

そう言ってゆっくりと体を起こし欠伸をしながら大きな身体をぐーっと背伸びをする

A「何か作るね〜その間に顔洗って来な?新しい歯ブラシ下の引き出しに入ってるからそれ使っていいよ」

大寿「ん…」

洗面所に向かってのそのそと歩いていった
Aは布団を片付け朝食の準備をしているといると大寿がじっと見てるのに気付いた

Aが熱いお茶を入れたコップを渡すとそれを持って静かに席に着いた

できた朝食をテキパキと運び終え2人でお祈りと手を合わせ食べる

A「ん美味し〜」

大寿「……登校時間過ぎてっけどいいのか?」

A「うん、今日は大寿君とのんびりしようかなって思ってズル休みする事にした笑」

大寿「わりぃ奴だな笑」

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-  ステキな作品を書いてくれてありがとうございます (2023年4月8日 21時) (レス) @page19 id: e97eef8072 (このIDを非表示/違反報告)
Vrjmパピー(>ᴗ<)! - 最高です(´;ω;`)神作品をありがとうございます!!!!!! (2023年3月31日 0時) (レス) @page19 id: f86f2525a3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たぬき | 作成日時:2023年2月18日 9時

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