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じゅうごー ページ16

A「待って待って頼み過ぎだよ」

大寿「あ?んな事ねぇよ」

A「いや頼み過ぎ食べきれないよ」

大寿「……ん」

店員はかしこまりましたと下がって行った

大寿「全部残してもいいからある程度食え残りは俺が食う」

A「…ありがと」








A「……ウップ」

大寿「そこまで無理して食う事ねぇよ…」

Aは持ってこられた量の多さにビビりながらも残すのは…!という精神で自分なりに頑張って食べた

……があまりの量の多さで見てるだけでもお腹いっぱいになり食べてお腹いっぱいになりでKOした

大寿はAにデザートを頼み料理を食べ進める

A「………大寿君凄いあともう少しで全部完食するね」

大寿「どうって事ねぇ…んでも味濃いわ」

頼んでくれた杏仁豆腐が丁度来て1口スプーンですくい大寿にどうぞと口元に寄せる

大寿は…んと言ってパクッと食べる
口の中がリセットされたのか残りの物を全て平らげた

会計(いつの間にか大寿にされてた)をし店を出る

A「食べ過ぎたぁ…でも美味しかったご馳走様です…ホントに割り勘じゃなくていいの?」

大寿「言いつってんだろ大人しく奢られとけ」

A「じゃあ今度私が奢るね」

ありがとうと笑うと大寿が優しく微笑んでくれた
時計を見ると20時を指している

A「もうこんな時間なんだ…どうしよっか?」

大寿「…海行くか」

A「やった!」




バイクを走らせやっと海に着いた
バイクから降り海の方へ歩くAが海の方へ目をやると
月明かりで海がラキラと光っている

A「綺麗…大寿君連れて来てくれてありがとう」

大寿「あぁ…」

満面の笑みで大寿に礼を言うと照れくさそうに返事をかけしてくれたそれを見て嬉しくなりさらに笑顔になる
ふと上を見ると綺麗な星空が広がっていた

周りには街灯もなければ建物もないので多少暗いが月明かりだけでも遠くまで見える
Aが大寿の名前を呼ぼうと見た瞬間横顔があまりにも綺麗ででも少し寂しそうな顔で声をかけるのに躊躇った

見惚れて居ると視線に気付いたのかAに視線を向け
なんだと声をかけられはっとする

A「あ、ごめん大寿君が綺麗だったから…」

大寿「んだそれ…俺よりお前の方がよっぽど綺麗だ」

A「えっそんな事ないよモテないし」

大寿「お前…いや、なんでもねぇ……帰るか」

言葉がつっかえている大寿に疑問を抱きながらも海と星空を目に焼き付け少し前を歩く大寿の後ろを着いて行く

じゅうろーく→←じゅうよーん



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-  ステキな作品を書いてくれてありがとうございます (2023年4月8日 21時) (レス) @page19 id: e97eef8072 (このIDを非表示/違反報告)
Vrjmパピー(>ᴗ<)! - 最高です(´;ω;`)神作品をありがとうございます!!!!!! (2023年3月31日 0時) (レス) @page19 id: f86f2525a3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たぬき | 作成日時:2023年2月18日 9時

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